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#原始時代を学ぶゲーム 3

「それでは2ターン目にいきましょう。

今回振るダイスは4つですね。

1、2、5、6が私の出目です」


「ほなら振りますわ。

1、2、2、4やったわ」


「索敵は……使用ですね、分かりました。

では、貴方達は虎を発見します」


・虎って

・いきなり敵強くなりすぎ


「ケロ!?」


「ウホ?ガウガウッホ?」


「ネズミの次に出会うのが虎ってどうなっとんねん」


・弱肉強食だからな

・虎は格好いいから仕方ないね


「原始時代に皆さんの常識が通用しないのは仕方ありませんね。

では、戦闘に入りますのでダイスを振りましょう……なるほど。

この中で一番数値が高いのはランチさんですね」


「ほな、攻撃で頼むで」


「虎に1ダメージです。

次のターン……私が行動のようですね。

では、ランチさんに……」


「ガウガウ!ウホ!ウホホホ!!」


・ユウちゃんがヒートアップしとる

・急にどうした?


「え?ああ、はいはい。

庇うのは行動ターン獲得してなくても大丈夫ですよ。

というか、そうしてしまうと相手と自分の出目が同じ時しか効果発揮しませんからね」


「ガウガウ!!」


「では、ランチさんを庇ったユウさんに2ダメージですね。

本来は残りHP1なのですが、ユウさんは頑強で体力増強しているので残り3点です」


・これはタンク

・見事な盾やな


「ユウちゃん、おおきにな。

自分の出番が来たら傷を治させてもらうで」


「ウホッ!ガオ、ガオガオ!!」


「回復は戦闘でしか使えないから注意してくださいね、それでダイスは……っと。

今度はツグさんとランチさんの出番ですね」


「そやな……俺は宣言通りにユウちゃんを回復するで」


「ケーロケロ!!」


・攻撃って言ってるんだろうな

・段々何言いたいか分かってきたわ


「では、ランチさんは治療でツグさんは攻撃。

虎に2ダメージ……虎は倒れて肉を3個ゲットです」


「ええ調子やね」


「3ターン目ですが……少し時間が押してますね。

振るダイスを一気に増やして6個にしてもよろしいですか?」


「俺は構へんで」


「ウホウホ!」


「ケロケロロ」


・展開早くなるのはいいね

・これは奴が出てくるか?


「全員から了承を得られたので振るダイスを増やしましょう。

1〜6まで綺麗に出てしまいましたね」


「自分は……1が2個と2〜5が出はったわ」


「5つ被りですか……索敵はどうなさいますか?」


「いや、これもう索敵いらんやろ。

数が合うほど敵が強くなってきよるからもう要らへんで」


・これで勝てればクリアーだもんな

・要らないだろうけど……索敵持ってるのツグさんなんだよな


「ケロケロケーロ!!」


「なるほど……索敵適用をお望みですね!」


「なんでやねん!」


・ほんやなんでやねんw

・流石期待を裏切らない


「では、これが正真正銘のラストバトル。

相手は原始時代の王者マンモスです。

倒せたらお肉100個ゲットですよ」


「昔のクイズ番組か!

ラストは得点がぐぐーんと上がって100万点感覚やんけ」


・遂にノリツッコミがw

・マンモス出ちゃったかぁ


「何せマンモスですからね。

皆様頑張って戦ってください」


・頑張れー

・倒せれば今夜はお祭りだ

最後はやはりマンモス戦です。

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