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#原始時代を学ぶゲーム 2

「それでは始めていきましょう。

先ずは索敵フェイズです。

ここではGMである私と皆さんでダイスを振ります。

振るダイスの数はお互いにPCと同じ数です。

試しに振ってみましょうか……2、4、6。

そちらは……言語持ちのランチさんにお願いしましょうか」


「俺の出番かいな。

ほな振るで〜1、1、6」


・1個かぶりか

・悪くない出目


「ダイス目は6だけ被っていますね。

しかし、ツグさんが索敵を取っているのでダイスを一つだけと同じ数字に変えれます。

数字の変更を行いますか?」


「ウホッ!ウホホホホホホ!!!!」


「はい、変更ですね。

では貴方達はネズミを発見します。

戦闘です」


・なんで今ので分かるんだ?

・え?今の叫びを理解したの?


「あ、初めてのせんと……」


「誰が言語を喋っていいと許可しましたか?

原始人らしくウホウホ言ってなさい」


「ウ、ウホォ」


「うわっ……めっちゃ厳しいやん」


・辛辣w

・本当に厳しいw


「よろしい。

では、説明しますが戦闘では全員がダイスを振って一番大きな数字を出した人のみ行動です。

では、全員で一斉に……ツグさんの行動ですね」


「ケーロケロケロ!」


・ケロケロはいいんかい

・ケロケロは言語では無かった?

・寧ろ何故言語だと思っていた


「はい、ネズミに攻撃ですね。

ツグさんは狩猟を持っているのでネズミに追加ダメージが入って1ダメージです。

ネズミを倒したので肉が2個手に入りますね」


「ウホ!ウホホイ!!ウホホホホ」


「なんやなんやユウちゃんどうしんたや?

……ああ、GM。

HPとか命中とか良く分からんらしいで」


「……今ので良く分かりましたね?」


・いや、GMも理解してたやん

・何で2人ともあれで分かるんだ?


「ユウちゃんのボディランゲージが上手かったおかげやね」


「まぁいいでしょう。

プレイヤーの皆さんはHPが3。

頑健を取ったユウさんだけ5です。

このゲームは古代のゲームですので命中や回避といった近代的な考え方はありません。

殴れば当たってHPが減ります」


・命中と回避は近代的!

・そうか……古代には回避とか無かったのか


「そりゃ、エラいシンプルで分かりやすいのう。

ゲーム終了条件は何でっか?」


「肉を人数×3集める事です。

但し1ターンに一個の肉を消費するので気をつけてください。

消費する肉がない、もしくはメンバーの誰か1人が死んでもゲーム終了です」


「なるほど〜だいたい分かりましたわ。

おおきにな」


「いえいえ、こちらも説明不足でした。

それでは再開しましょう」


「ウホホホホホホ!!」


「ケーロケロ!!」


「ほんま辛いわ……」


・頑張れランチさん

・やっぱ言語持ちは不利だわw

因みにウンババのルールは1ページで説明されています。

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