#一般向けとアダルトと 3
タイトルの数字抜けていたので修正しました
「では、逆にアダルトから一般大衆に広まったゲームの話をしていきましょう。
皆さんも知っているアレは最後に取っておくとして、先ずはリリカルな魔法少女。
ユウさんとマオさんは知っていますか?」
「あ、これ全部アニメで観たよ!
って……これ魔法少女という名の王道バトルアニメって印象はあるけど、元がアダルトってイメージは無いなぁ」
「妾も一緒に見ておったが、主人公がひたすらに強いというイメージくらいでお色気的なイメージは無いのう」
・これ、そうなの?
・めっちゃ有名な作品やん
「知らないのも無理はないと思いますよ。
元々は三角関係を元にした恋愛アドベンチャーゲームの3作品目。
その主人公の妹がこのリリカルな魔法少女なんです」
「それって元々のゲームとは全く関係ない設定って事?
普通の恋愛ゲームなんだよね」
「元々のゲームはそうですね。
その後にファンディスクが発売された中のオマケシナリオにこの魔法少女の話が入っています。
それが思った以上に反響が大きく、アニメ化して放送したところ大ヒットというわけです」
・ファンディスクのシナリオなのか
・これは本当に大ヒットだったな
「そんな経緯があったのじゃ。
これは元のゲームをやっておらぬと気付かぬな」
「魔法少女の紹介はこの辺りで良いでしょうか。
次は巨大ロボットアニメですね。
平凡な主人公がある日、パラレルワールドの地球に来てしまったのですが、そこでは謎の侵略者により世界中が危機に晒されているという話です。
こちらも元はアダルトゲームですが、漫画化、アニメ化、果てはパチンコになってスピンオフも多数作られるなどの人気を博していますね」
「なんか見たことあるような……結構残虐な奴だよね」
「担当教官が頭から侵略生物に頭から齧られるシーンなどが有名ですね。
同時期に別の魔法少女も同じように頭から齧られて話題になりましたよ」
・あったあった
・そういや画像が出回ってたな
「こちらの作品も実はパラレルワールドに来る前は恋愛アドベンチャーゲームとなっています。
更に同じようにオマケでこのパラレルワールドの話を付けたところ大ヒット。
その話ではバッドエンドで終わるのですが、そこから全ての戦いの記憶と経験を有したまま、転移初日に戻る、所謂強くてニューゲーム状態で始まる続編が作られました」
「えっと……最初は戦争なんて知らない主人公が戦争世界で戦うも上手くいかず、その経験を持った状態で初日に戻るタイムリープも含まれてるの?」
「最近の設定の贅沢詰め合わせみたいじゃな」
・贅沢詰め合わせw
・確かに
「設定の贅沢詰め合わせと言うのであれば、謎の侵略生物の侵攻を防ぐために戦時に突入。
学徒兵が巨大ロボに乗って戦うという設定は昔のゲームにもありましたからね。
ユウさんならご存知では?」
「何か聞いたことがあるような……ああ!
突撃行軍歌か!!」
・ああ、それか
・自分も聞きおぼえあったわ
「今回のテーマとは関係ありませんが設定としてはよく似ていますね。
当時話題になった世界観、異世界転移とタイムリープ、更に残酷な世界観と詰め込んであるので、設定の贅沢詰め合わせと言う表現はあながち間違いでは無いでしょうね。
では、アダルトから一般ゲーム化して今現在も流行り続けている作品を紹介して今回の雑談は終わりましょうか」




