#108の一つの物語 2
内容と関係ありませんが、無料ガチャでフウジンお姉ちゃんをゲットしたことをお伝えしておきます。
ミスターシービーは600回回して一枚しか出ませんでした。
「漫画で見たことのあるキャラクターも仲間になって、パーティが安定した所で言いたいことがあるんだけど……」
「なんじゃ?
言ってみて良いぞ」
「このゲーム、ボスが異常に強くない?
そこら辺の雑魚を軽く倒せるくらいの強さになっても押し切られるんだけど。
基本がオートバトルだからやれる事は少ない分強く感じちゃうんだけど」
・確かに
・最初にボス行ったら瞬殺されてたな
「あ〜実はという話なのじゃが……このゲームはレベル差によるダメージ補正がかなり大きいようじゃな。
ボスはその地域の雑魚よりも遥かに高いレベルに設定されているので、雑魚を簡単に狩れるくらいでは太刀打ちできぬようじゃな」
「え?それってバランス悪いって事では?」
「ゲームとしてはそうなのじゃが、実際にその地域を治めるボスなら雑魚くらいワンパンで狩りそうなもんじゃろ?
主人公達もそのくらいの強さを手にしてこいという現実的な考えかもしれぬぞ」
・なるほど
・偶にボスよりもフルメンバーで来た雑魚の方が強いとかもあるもんな
「敵が落とすお金も少ない割に物価が高いんだよねぇ」
「社長の攻略メモじゃが、その地域の最強装備と魔法を購入できるくらいに戦闘をこなすのが定石のようじゃ。
一見すると面倒そうじゃが、オートバトルのテンポが良いので苦にならぬそうじゃな」
「確かにテンポはものすごく良いんだよね。
強くなればなるほど効率上がるから更に良い」
・正直雑魚戦もめっちゃ見やすい
・高速で雑魚が薙ぎ払われていくのは見てて気持ちいい
「そんな話をしている間にすっかりレベルも上がってしまったのう」
「うん……さっきまで苦戦してたのが嘘のように瞬殺してるんだけど。
やっぱ難易度は大味だよね」
「そうじゃ、レベルで思い出したのじゃが……このゲームは仲間がかなり多いが戦闘に出せるのは4人。
主人公が固定なので3人だけなのじゃが、戦っていないメンバーもレベルは上がるそうなのじゃ。
しかし、その上昇率は最低値であるので、メインで使っていないキャラとの差がかなり広がるそうじゃ。
何が言いたいかと言うと……」
「メインで使うキャラは最初に決めておけって事だよね。
うーん、原作読んだ自分としては赤の王子は確定として、青の王子と影の王かなぁ」
・そこ使いたいよね
・分かるマン
「あ〜それなのじゃが……青の王子は加入がかなり遅いらしい。
後は従姉妹のヒロインは更に遅いらしいのう」
「じゃあ愛が無ければ使いづらいって事か。
どうしようかなぁ……」
「まぁ、まだ2人しか仲間がおらぬのじゃからじっくり考えるのが良いぞ」
「そうしよう。
実際ゲームは面白いからまだまだ続けたいね。
今日はキリが良いからここで終わるけど」
「そうじゃな。
皆も長い時間お疲れ様じゃったのう」
『おつかれ〜』
・おつかれさま
・おつかれ
・おつかれ〜




