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#ネズミの花嫁争奪バトル 2

「マオにはゲームクリアーまで一周してもらったから準備は万端でしょ?」


「まさか最後までやる事になるとは思わんかったのう。

ステージ数が多い割に1ステージが短いからサクサクだったのじゃ」


「ここまで一時間かかってないからね。

一人プレイだとのんびりプレイ出来たんだけど、二人プレイの場合はフィールドのお宝は早い者勝ちだからもっと短縮出来ると思うよ」


・だから対戦なのか

・同じフィールドで奪い合うって事?

・これは確かに面白そう


「なるほどのう。

本当に二人プレイの場合はバチバチにやりあう訳じゃな」


「そういう事。

早速始めてみようか」


「おお、画面が上下分割で表示されるのじゃな。

高さが半分になった分見にくくなったのう」


「それは仕方ないね。

でも、これすごい技術だと思わない?

このゲームは紅白なんだよ」


「確かに他のゲームで2人プレイといえば大概は交代制。

偶に同時に出来るものがあったとしても同じ画面内じゃからな。

画面を二分割にして同時にステージを進められるようにするなど聞いたことがないのう」


・言われてみれば確かに

・これで対戦はめちゃくちゃ盛り上がりそう

・これは熱いな


「おっと……マオ、意外とやるなぁ。

ひょっとして一回プレイしただけなのにアイテムの位置とか大体覚えてる?」


「これでも魔国の王をやっておったからのう。

記憶力には自信があるのじゃ」


「こりゃ本気でやらないと不味いかも……ちょっと押されてるかな?」


・ユウちゃんが負けてる?

・マオちゃんが普通にボロ負けすると思ってた

・これは意外な展開


「ふっふっふっ、久しぶりに妾が勝たせてもらうのじゃ」


「うーん、それはステージクリアー後のミニゲームに懸けるしかないかな?

旗揚げゲームは僕の勝ちだね」


「くぅ……やはり純粋なゲーム勝負では不利じゃのう。

しかし、このステージも何処に宝があったか覚えているので先に頂いていくのじゃ!」


・これは白熱した戦い!

・一進一退の攻防だな


「ここまで拮抗した戦いは久しぶりだね。

ラストステージなのに家具は互角ときたもんだ」


「フィールドでは妾が、ミニゲームでユウが勝ち続けておるからのう。

だが……最後のミニゲームは勝たせてもらうのじゃ」


「ここで勝った方が勝利者ってのは分かりやすいね」


・手に汗出てきた

・近年稀に見る好勝負


「ラストは尻相撲か……よし、まずは一勝」


「何のこちらも反撃じゃ」


「あ〜連続で負けて後がないなぁ。

ここだ!」


「くぅ……まさかここまで拮抗するとはのう。

これが最後の勝負じゃな」


・ドキドキ

・どうなる?


「でゃあああ!……って、やっちゃったーーー!?」


「……完全にゲーム画面がバグっておるのう。

お互いに力を入れすぎたか」


・ずこおおおおおお

・あるあるだけどタイミングw

・切り抜き確定だな


「リスナーの皆には悪いけど今日は引き分けって事で」


「いつかまたリベンジしたいのう」


「と言うわけで今日の企画はこの辺にしておこうか。

お互いのチャンネルを概要に貼ってるから、登録まだの人はチャンネル登録お願いね」


「高評価してくれるのも嬉しいのじゃ。

それではせーので」


『おつかれ〜』


・おつかれ〜

・おつかれー

・おつかれさま

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