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#スパイ:ミッション 7

2022/04/07 誤字報告受け付けました。

いつもありがとうございます。

「では4ターン目に参りましょう。

隠密度を決めてください」


「1だぜ!」


「5っス」


「1です」


「おや、茗荷さんと委員長は被りましたね。

先ずは野人さんからいきましょう」


「ここからでは茗荷に攻撃が届かないっスね。

待機するしかないでありますな」


「俺様は勿論範囲攻撃だぜ」


「打ち消し……今度は成功っス!」


「ちっ、まぁ次のターンでまとめて始末してやるよ」


「では私は接近戦攻撃で殴りましょう……成功です」


「回避……失敗したから1点食らうぜ」


「茗荷さん初ダメージですね。

完封は無理でしたか」


「最後に勝ってれば良いのさ。

それが白の組織の流儀!」


「実際に今のところ全ての読み合いに負けてるっスからね。

次は当てないと不味いっスよ」


「そうね……でも、完全に負けが確定した訳じゃないから頑張りましょう!」


「では、5ターン目の隠密度をどうぞ」


「6っス!」


「6でお願いします」


「3だぜ」


「ああああああ、また外れたっスよ」


「今まで1か6しか選んでないという釣り針に引っかかってくれてありがとな。

2人は何も出来ないだろ?」


「出来ないっスよ』


「同じく」


「では、範囲攻撃」


「うおおおお、唸れ私のダイス……6で発覚!?」


「私のダイスも……って、ここで1ゾロ!!」


「1ゾロはファンブルですね。

ダイスを振ってファンブル表に従ってください」


「えっと……2です」


「2……そうですか。

茗荷さんノリにノッてますね……このターン委員長の奥義封印です」


「は?」


「え?」


「つまり、お二人は強制的に2点ダメージを喰らいます。

言うまでもないですが、これで退場ですね」


「はっはっはっ、これが白の組織の力よ!」


「では、エンディングに入ります。


激闘を終えて立っていた勝者はただ1人、茗荷であった。

彼は倒れている3人に満足そうに背を向けて去っていく。

そう……伝説のスパイ道具をその場に残して。


という訳で今回のミッション結果、伝説のスパイ道具を見事に守り切った委員長と野人さんは達成ですね」


「ミッション達成したけど納得いかないっスね」


「勝負に負けてゲームで勝った感じ?」


「小生は不達成でありますが中々に面白かったでありますぞ。

この儘ならん事もTRPGの醍醐味でありますな」


「ケーロケロケロ!

RPに集中したらとんでも無いことになってしまったケロね」


「最後に皆さんのMVPを決めましょう。

今回一番凄いと思ったプレイヤー挙げてください」


「ツグさんっスね。

最後のバトルの読み合いの深さが強すぎたっスよ」


「小生もツグさんでありますな。

お気付きかと思いますが、小生達が普通にプレイしている中で最初から最後まで茗荷というキャラクターをRPしていたでありますよ。

これは本当に尊敬するであります」


「ツグさんですね。

正直ラストのバトルは勝てる気がしませんでした。

あとRPというものが見ていて理解出来た気がします」


「ナコケロかねぇ。

最後まで諦めない心が良かったケロよ」


「ツグさんに3票入りましたので今回のMVPはツグさんです。

おめでとうございます。

確かにツグさんが一番RP頑張ってくれしたね」


「これがTRPGの醍醐味ケロね」


「それでは、今回はこの辺で終わりに致しましょう。

概要欄に今日の参加者のチャンネルがありますので是非飛んでみてください。

今日はお疲れ様でした」


「おつかれっス」


「おつかれケロね」


「お疲れ様であります」


「お疲れ様でした」

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