表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

551/1560

#ホラー系TRPG回 プレイパート 13

「まゆが復帰したところで2ターン目に入りましょう」


「質問なんじゃが、かばうに対するルールはどうなっておる?」


「そこまで深く考えてはいませんでしたが……そうですね。

かばえるのは行動を終える前にしておきましょう。

そして、かばった場合は受け流しは可能ですが回避は不可とします」


「かばった後に攻撃は出来ないという事かのう?」


「本来はそうなのですが、受け流しに成功した場合は反撃可能としましょうか。

その方が武道の達人っぽさが出て格好良いいですからね」


「格好良さで決めて良いの?」


「見た目や演出というのは非常に重要ですよ。

これで話の盛り上がり方は大きく変わりますからね。

テレビゲームと違ってGMの裁量で自由に設定できるのですから、その方が面白いと感じた事は積極的に採用していくのが私の方針です」


「妾達にとってそれは有利じゃから構わんがのう。

それで行動順はどうなるのじゃ?」


「えーっと、岡崎とゆうまは動かないという処理で行うと……オリーの先制発砲、まゆ、ムーンビースト、オリーの順ですね。

狼は引きつけの役目を終えたので下げます」


「それならば妾はムーンビーストの攻撃後まで待機しておきたいのじゃが可能か?」


「ディレイという事で認めましょう。

それではオリーさんの射撃からどうぞ」


「イエース……成功ネ」


「では、こちらも……おやおや。

シールドにも岡崎にもまだ影響はありませんね。

そして岡崎が先ずは指示を出しているゆうまから狙うようにムーンビーストに命令します。

その言葉に従ってムーンビーストが槍を投げつけてきますね。

それでは、槍攻撃の命中判定ですが……成功です」


「そうなると思っておった。

間に入ってかばうのじゃ。

受け流しは……成功」


「この場合は受け流して軌道を逸らしたということにしましょう」


「そのまま攻撃に移行するのじゃ。

武道+キックで判定。

この値に鉄板入りシューズの追加ダメージも入るのじゃ」


「え〜自分で許可しといて何ですが、この一撃って人間が簡単に死にますよ?

正直、蹴り一発がショットガン並みってヤバいですね」


「探索が全く出来ない上に精神も脆いのじゃからバランスは取れておると思うがのう」


「特化キャラはハマると強いという典型なので私的にもアリだと思いますよ。

はい、ムーンビーストさんは流石に耐えますが死にそうですね。

後一回蹴られたら死ぬんじゃないですかね?」


「最後は私でーす!

……成功ヨ」


「では、こちらもシークレットなダイスをコロコロと。

ああ、なるほど」


「どうなったかな?」


「岡崎の目から血の涙が流れています。

慌てて月穂を探しますがその姿は何処にもありません。

但し、バリアはいまだに健在です」


「次でいけそうじゃのう」


「お〜それがさっきので最後の一発デスね。

まぁ、まゆがムーンビーストを蹴ってから岡崎蹴ればフィニッシュですヨ」


「そうですね。

ぶっちゃけた話、岡崎に戦闘能力はないのでそれで終わりです」


「でも、それじゃ何か盛り上がらないよね。

あ!……こんなのはどうかな?

いまGMにメール送ったから確認して」


「ふむふむ……確かにこの展開の方が綺麗ですね。

認めましょう。

それでは恐らくラストになるターンに入りましょうか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ