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ホラー系TRPG ドラマパート 9

誤字報告受け付けました。

いつもありがとうございます。


2023/06/10 誤字修正受け付けました。

いつもありがとうございます。

苦労の末に岡崎教授の研究室に辿り着いた3人は手分けして探索を始める。


オカルト関連の知識が役立ちそうな資料関係はゆうま。


周りにある特別そうな物の探索はオリー。


そして探索の苦手なまゆは端でガタガタ動いている箱を調べる事にした。


♢ ♢ ♢


ゆうまは机にある資料をザッと目を通していく。


その中で岡崎教授が最近最も力を入れているであろう分野の資料を見つけたので詳しく調べる事にした。


「これは……本当にそんな事が……」


読み進める内にゆうまの顔がどんどんと青褪めていく。


その内容は人間を超越する為の方法。


オカルト内で語り継がれる人に近い化け物になる為の研究。


その机上の空論であったその研究はここ数日で人体実験へと変わり……そして失敗した事が書いてあった。


創り出そうとした化け物の名は人狼。


だが……人の姿が保てずに狼になってしまい実験は失敗したという記述で終わっていた。


「それじゃ……オリーのお父さんは……」


♢ ♢ ♢


まゆは箱にかかった布を取る事にした。


「グルルルルルル………」


「うわっ、ビックリした。

コレは犬……じゃ無いわよね?

見た事ないけど狼ってやつかしら」


箱の中にいた狼はまゆの方を見て低い唸り声をあげていた。


だが、その状態で鼻をヒクヒクさせた後に驚いたように目を開いた。


そして視線をくまなく動かした先でピタリと止まる。


その視線の先には棚を漁るオリーの姿があった。


「あれ、大人しくなった。

あんた、オリーの事が気になるの?」


「くぅーん」


何とはなしに問いかけたまゆだったが、狼はそれに反応するかのように頷きながら鳴き声をあげる。


「え?私の言葉が分かるの!?

えっと、分かるなら右の前足上げてみて!」


まゆが問いかけると狼は言葉通りに右の前足を上げた。


「……驚いた。

あんた、私達の言うことちゃんと聞けるって言うならここから出してあげるけど……どうする」


「うぉん!」


まゆの問いかけに狼は肯定するように声を上げながら頷くのであった。


♢ ♢ ♢


オリーは何か役立つ物が無いかと棚を探していた。


「これは……シルバーバレット?」


オリーが棚を漁ると中から銀色の光る弾丸が出てくる。


「物語では狼男を退治するのに使う弾ね……とりあえず貰っていくヨ」


更に辺りを探索しているとオリーの方でも何かの資料を見つけた。


だが、それは難解な表現の日本語で書かれていた為にオリーは理解する事が出来なかった。


「仕方ないネ。

ゆうまに読んでもらうことにするヨ」


こうしてオリーは銀の弾丸と分からない資料を手に入れて2人の元に戻るのだった。

私事の報告ですがとあるゲームの一周年記念で演歌な馬をゲットするのに天井しました。

200連の間に虹が出たのは一回だけです。

とても辛い。

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