ホラー系TRPG プレイパート 6
いつも通り予約投稿ミスです。
申し訳ありません。
「屋敷の探索をするとして何処から始めようかのう?」
「ここは客室だけデースね。
下の方が情報はありそうな気がしマース」
「先程の部屋でも探索は失敗しているからのう」
「いやいや……先ずはこの部屋を調べるのが先じゃないの?
率先して案内してくれた事といい何か手がかりがあると思うよ。
例えばオリーの父親が滞在していたときに使ってた部屋とか」
「確かにその通りじゃったな!
スタート地点という事からこの部屋の探索が頭から抜けておった」
「早速ダイスを振りまショー……成功デース」
「……妾は失敗じゃな。
このキャラクターは探索向けに作っておらぬからのう」
「僕の方は成功だよ。
それで何か分かる?」
「それではゆうまの方は部屋の中でドッグタグを見つけました。
これは兵士の認識表ですね。
オリーの方は部屋の端で薬莢を見つけました。
オリーだけで知識のロールを振ってもらって良いですか?」
「……成功デース!」
「では、父親の愛用の拳銃の弾の薬莢と一致するのではないかと思いますね。
ただ、種類が多数あるでしょうから確信するほどではありません」
「ドッグタグは誰のものか分かる?」
「オリーの父親の物ですね」
「では、ほぼ間違いは無いであろう。
ここに来ている事は間違いないとして、後は何処におるかじゃな」
「今のところそれらしい人も見てないから探索するしかないんじゃないかな?」
「全部見ていきまショー」
♢ ♢ ♢
「ものの見事に何も無かったね」
「後は中央の部屋だけかな」
「その部屋は食堂ですね。
かなり広いです」
「とりあえず僕が探索してみようかな……成功」
「では、壁にあるカーテンの中に扉を発見します。
奥にはドリンク類を保管している部屋がありますね」
「他に気になるものはあるかのう?」
「先程の成功の範囲内という事で、割と目立つ場所に小さな部屋のようなものがありますね」
「アイデアロールするまでもないのう。
一階に厨房があった事から考えて料理を運ぶエレベーターじゃろうな」
「え?まお凄いじゃん。
何でそんな事分かったの?」
「前にファミレスの解説をしておる番組を見ていたときに店舗によってはそのようなものがあると言っておってのう」
「はい、まおさんの言う通りでこれはエレベーターですね。
中を覗くと1、2、B1というボタンを発見します」
「これって……この屋敷には地下があるって事?」
「そこが探索の目的地ネ!
このままエレベーターでレッツゴーよ」
「いや、流石にエレベーターで乗り込んだらすぐに気付かれるじゃろう。
恐らくは別の入り口がある筈じゃからそこを探してみるのじゃ」




