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#ルナの銃の歴史講座 1

タイトル間違えていたので訂正しました。

「えっと……これで配信出来てるんだっけ?

聞こえてる?」


・始まった

・聞こえてるよ

・こんにちわ


「あ、良かった……花鳥風月のルナ。

今日はメンバーがユウさん、マオさんと修行に行ったから私だけ留守番で配信になった」


・修行!?

・なんでルナちゃんは居残りなの?


「私は火器を使うスタイルだから参考にならない。

バドも直接戦う人じゃないけどデータ取りに行くってついていった」


・なるほど

・勇者と魔王に銃は合わないわな


「私は口下手だけど何でも話して良いって言われたから銃の話をする。

興味ない人は帰ってもいいから。

正直、他のライバーの人の方が楽しいと思うし」


・興味あるから残る

・楽しいから大丈夫


「……意外と残ってくれるんだ、ありがと。

銃の歴史でも話そうと思うけど、その前に大事なこと。

銃ってのは細い筒に火薬と弾を入れ、火薬を爆ぜさせて推進力を得、細い筒の中を通る事でその方向に進ませる……この仕組みは分かるよね?」


・何となく分かる

・改めて説明されると成程と思う


「この火薬を最初に作った国っていうのは色んな主張があってハッキリしてない。

この界隈でよく聞く言葉では諸説ある」


・ふむふむ

・大昔過ぎてハッキリせんか


「元々は線に火をつけて目標に向かって投げて爆発させる爆弾みたいな使い方をしていたらしい。

後は三国志演義の物語の方だから本当か分からないけど、諸葛亮孔明が地雷を作ったという話もあったはず」


・なんか漫画で読んだ気がする

・魏延ごと焼き殺そうとした話か


「他には歴史で習ったと思うけど、元寇でモンゴル帝国が日本に攻めてきた時には、上記の手製爆弾を陶器で包む事によって破片を武器とする手榴弾のような武器も使っていたらしい」


・習った気がする

・本当によく日本は侵略されなかったな


「更に中国では木や竹に石と火薬を詰めて撃つ突火槍が開発され、筒を青銅で作った手銃も開発された。

この形になると銃だと言えるから、アジアの最も原始的な銃が誕生したと言っていい」


・元寇の時代から銃ってあったの?

・原始的だけど確かに銃だな


「これらが伝わったのか?

はたまた考えることは同じなのか分からないけどヨーロッパでも同じくらいの時期に突火槍や手銃と同じような武器が開発されてた。

こちらではローマンキャンドルという名前だったらしいけど、現在の銃と違って至近距離でしか当たらない上にヨーロッパはプレートメイルの重装備が基本だからダメージを与えることは難しかったらしい。

それでも、大きな音と煙は相手をビビらせるのに丁度よく、特に馬を動揺させるのに重宝したらしい」


・あ〜なるほど

・今で言うスタングレネードみたいなもんか

・馬なんて特にビビりそうだよな

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