#ユウとマオの新人紹介コーナー 3
誤字報告受け付けました。
いつもありがとうございます。
「お待たせしたでござるな。
どこまで話したのやら……」
・おかえり〜
・おかえりなさい!
「あの世に行く目的という話の途中だったけど」
「そうでありましたな。
とは言え、難しい話ではなく皆が知るようにあの世に行くのは裁判を受ける為ですぞ。
この裁判によって次の魂の転生先が決まる訳でありますな」
「確かにその辺りはよく聞く話じゃな。
それが最初に言っていた幽霊を倒してしまってはいけない事とどう繋がるのじゃ?」
・話が難しい
・神学の話も面白いね
「結論から言ってしまうと小生達が現世で幽霊を退治してしまうと消滅させて転生する機会を失わせてしまうのでありますよ」
「え!?それって大事じゃない?」
「正直な話、現世で殺人を犯すよりも罪深い行動だと思いますな。
輪廻天性の輪から悪い意味で解き放つような真似は小生達もゴメンでありますよ」
・考えたらゾワっとした
・何気なく話してるけどめっちゃ怖くない?
「足止めをしておったのは分かったのじゃが、それで事足りるのかえ?
倒せぬ以上はジリ貧じゃと思うが」
「そこは先程の三奪鬼に連絡を取っておりましたので。
全国で似たような現象が起きていたので到着が送れましたが、彼らの働きで全員が無事にあの世に送られたでありますよ」
・良かった……のかな?
・全員あの世行きのハッピーエンドって事か
「でも、何でそんなに沢山の幽霊が出て来たんだろうね?
全国各地でそういう事が起こったんでしょ?」
「現在調査中ですので分からぬでありますが……退魔協会の歴史でも初めての事だそうですぞ」
「マオは何でだと思う……って、何を顰めっ面してるの?」
・どうした?
・何かあった?
「いましがたルーナから連絡が入ったのじゃが、どうやら彼奴の動きのせいらしい。
去年、彼奴は神界を行き来してあちらの神をこちらに連れて来たりとやりたい放題じゃった。
それがどうやら境界を曖昧にさせておったらしい」
「そう言えばルーナ殿はそちらの世界の神に当たる人物でありましたな。
あ〜、そう言えば過去に何度か連れて来ていた神様とは」
「当然本物だよ。
こりゃ僕たちの責任が多かったかな?」
・犯人は意外な人物!
・確かにあれが全員本物なら霊的な世界も近くにあるわな
「ルーナからは謝罪の言葉と今年度は境界の壁を強固にして対策するという言葉を貰っておるぞ」
「神様から何とかしてもらえるなら小生達としては異論は無いでござるよ。
しかし、退魔協会総出で当たっていた事がこうして解決するとはVの世界も侮れぬものでござるな」
・多分ここが特別
・くじよじは良い意味でおかしいからな
「これからはその世界の一員になる訳だから、どんどんと活用していってよ」
「そうじゃな。
妾達はお主達4人を心から歓迎するぞ」
「ありがとうであります!
これからも頼りにさせてもらうでござるよ」
「と言った所でバドも疲れてるだろうからこの辺りにしておこうか」
「其々のチャンネルは概要欄に貼ってあるので、特に花鳥風月の登録をよろしく頼むのじゃぞ。
それではこの辺りでいつもの挨拶を、バドも頼むぞ」
「了解であります!」
「それじゃ、せーので」
『おつかれ〜(でござるよ)』
・おつかれ〜
・おつかれ〜
・おつかれさま




