#巫女さんのお仕事紹介 1
まーた予約投稿をミスってました。
申し訳ありませぬ。
「今日も参拝に来て頂きありがとうございます。
案内役の神使巫女です」
・本日も案内よろしくお願いします
・うーん……清楚
「本日の案内は先日デビューした花鳥風月の月であるルナさんです」
「……よろしく」
・新人さんだ!
・緊張してる?
「ルナさんが喋らないから緊張していると勘違いされてますよ。
皆様、この子はこれが平常運転なので気にしないでください。
緊張とは対極にいる子ですから」
「何で私なの?
他の3人の方が喋り得意だし」
「後の3人はテンションが高いから疲れるんですよ。
特にバドの相手をするなんて考えただけで……ひぃ」
・何か恐れられてるw
・巫女さんと新人さんって知り合いなんだ
「ほら、巫女さんが説明しないから関係に疑問持たれてるよ」
「ああ、そうでしたね。
彼女達は退魔士を生業としているのですが、私は全国各地からやってくる依頼を振り分けている仕事もしているんですよ。
神社の巫女なんでそっち方面の世界にも少し明るくてですね」
・そうだったのか
・そういえばリアル巫女さんだったな
・普段がアレだから
「巫女さん、退魔士の方の仕事やってる時いつもダルそうだもんね」
「正直な話、好きではありませんね!
私が考えていた退魔士と全く違うのですよ!!」
「いや……勝手なイメージで言われても。
巫女さんのイメージなんて脳内ピンクでしょ?」
・ズバリが過ぎるw
・それはそうだ
・もうオチが読める
「それはそうでしょうとも!
退魔士と言えばゲームでは敵対する妖怪や幽霊にイヤん!あハン!な目に遭わされ、霊力を吸収される事で、それで作っていた服がだんだんと破けたりするもんなんじゃないですか!?」
「それは巫女さんがプレイしているゲームの話。
本当の怪異との戦いはもっとガチ」
「知ってますけど〜ワタクシの好みはもっとエロエロでアハンな展開なんですぅ!!」
・この巫女はダメだw
・リアル知り合いのいやらしシーン見たいか?
「見たいに決まってるじゃないですか!
こんなに可愛い女の子達なんですよ!!」
「いや……そんなに力説されても困るんだけど。
というか、巫女さんって私達のことをそういう目で見てたわけ?」
「勘違いしてもらっては困りますね。
私は全ての可愛い女の子がいやらしい目に遭っているのを見たいだけなんです。
そこに邪念なんてありません……純粋な思いだけです」
「うん……純粋な邪念だわ」
・うーん、黒い
・真っ黒だわ
「まぁ、その辺りの話は置いておくとして今回は退魔士って何なの?
という疑問に答えていきたいと思いますのでよろしくお願いしますね、ルナさん」
「急に取り繕っても遅いと思う」




