#恐竜島罰ゲーム 最恐ホラーゲーム体験 ３

「静岡関連の作品だと思ったら余計に怖くなってきた……逃げられない以上はサッサと終わらせよう」

「そうですわね。

と言いたいところですが、やはり奥の扉は閉まっていますね」

「探索しなくちゃいけないのは分かるんだけど……明らかに変な声が聞こえてくる」

・怖い

・不気味なんだが

「これは泣き声……いえ、笑い声かしら？

何かと話している気もしますし表現のしようが無い声としか言えませんわね」

「声を聞いてたら扉が開いた！

はい、交代！！」

「静岡関連と分かると途端にビビリ度が増していますね」

・アマさんビビってるな

・最初の余裕吹き飛んだね

「べ、別にビビってねーし！

早く終わらせて帰りたいだけだし！！」

「テンプレな解答にお礼を言えばいいのかしら？

ともあれ進みましょう……奥の扉は閉まって……」

「いま後ろから扉が開く音したよね」

「これ振り向いたら殺されるとかありませんよね？」

・振り向きたくないな

・嫌だわ、これ

「今のところアイテム無いし分岐もなさそうだよね。

前の扉が閉まっている以上振り向くしかないと思うよ」

「分かりました……落ち着いて深呼吸をして……ねぶるんじゃなかばい！！

って何もいないじゃないですか」

・びっくりした！

・修羅姐さんの声でビビった

「いや、その声に驚いんだけど。

何、ねぶるんじゃないって？」

「こちらの言葉で舐めるんじゃないよって事ですね」

「いい加減その上流階級とスラムが入り混じった言葉遣いやめて統一したら？」

・上流階級とスラムwww

・あながち間違ってない

「福岡をスラムとか言うんじゃなか！」

「落差ありすぎてスラム街の言葉にしか聞こえないって。

とは言っても博多弁やめられないなら今後はスラムで統一？」

「それは配信的にちょっと。

流石に全編方言丸出しは理解して貰えませんわ」

・確かに全部やられると分からん

・通しはキツいな

「それもそっか」

「言葉遣いならアマにも言われたくないんですけど。

共演する度に何処か変わってるの勘弁して欲しいわ」

「いーのいーの。

私はサブカル女王だからその時々でハマった作品に影響受けちゃうのよ」

・まぁ、その時々でハマってるもの分かるよね

・流石に慣れたな

「……まぁ、2人でキャラ付けについて話すのも不毛ですわね。

それよりも気付いていましたか？

私が必死にゲームから話題を逸らそうとしていた理由」

「そりゃ分かるよ……赤ん坊の泣き声聞こえるじゃん」

・知ってた

・赤さん怖い

「ですからホラーゲームの赤ん坊は不味いって言ってますでしょう！

私、エンディングが全部バッドエンドだったRPGで出てきた赤ん坊からトラウマなんですって！！」

「あれはホラーじゃないでしょ」

「演出がホラーだからホラーゲームです！」

・間違いない

・あれはみんなのトラウマだわ

・正に外道！！

「はっはっはっ、違いない。

というか赤ん坊の鳴き声聞いたらこのループ終わり？

私のところに赤ん坊来たりしないよね？」

「次はアマが赤ん坊を堪能してください」