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恐竜国取合戦 決戦編20

書いていたのに更新するの頭から飛んでました。

申し訳ない。

「実に素晴らしいですね……年甲斐もなくワクワクしてきますよ」


ユウが取り出した人型ロボットを見た三国教授が楽しそうに語る。


「うーん、僕もこれ見た時は興奮したけど設定にあってなさすぎる気がしてね。

流石に対人戦では使えなかったよ」


「それは致し方ないところですね。

因みにこれはどのようなことが出来るのでしょうか?」


「基本は右手に持っている剣での斬撃だね。

エネルギーを消費するけど左手に持った銃からプラズマ弾を放つ事も出来るね。

後はジャンプすると足裏からジェットが出てホバリングする事が可能だよ。

流石にこの巨体を上昇させる力は無いけどね」


ユウはそう言ってジャンプしてホバーをしながら教授に試し斬りしていいと言われた建物を斬りつけつつプラズマ弾を放つ。


無論、その目標はNNSの復活地点が守られた建物なのだが全面降伏した教授にとっては人型ロボットの力を見るのに手頃な目標だったようである。


少年の心を忘れていない教授は凄いですねぇと褒め続け、それに気分を良くしたユウが建物をガンガン攻撃する。


そんなやりとりを経て幾つかの壁を壊しプラズマ弾を放った時であった。


NNSの復活地点が壊されました。


戦いの終了を告げるアナウンスが流れたのであった。


♢ ♢ ♢


高天ヶ原が敗退した時と違い、今回は戦いが終わったのでNNSがフィールドから弾かれるという事は無かった。


「修羅先輩お疲れ様じゃ。

トラバサミは妾の方で外しておこう」


「良い勝負でしたね。

また機会があればこのような勝負をしてみたいものですよ」


「そうじゃな……しかし、お互いに失った物資や恐竜の穴埋めに時間がかかるじゃろうし当分先の話じゃよ」


「そうですね……っと、外していただきありがとうございます。

そういえば裸で殴り合っていた2人はどうしているのでしょうか?」


「なんじゃそれは?」


「行ってみれば分かりますよ」


♢ ♢ ♢


武器を捨て防具も脱ぎ払って裸で殴り合っていた富国とハニー。


互角に殴り合った結果、気絶に至る一撃がお互いにヒットして2人とも昏睡状態で倒れるという事態になっていた。


もちろん倒れているのはゲームのアバターなので2人は会話する事は可能である。


「本場仕込みの熱い拳見せてもらったぜ」


「キョーヘイの熱い魂伝わってきたデース」


倒れながらお互いの健闘を称え合っていると勝負を終えた修羅とマオがやってくる。


「お主達は何をやっておるんじゃ、全く」


「仕方のない人達ね」


そう言うと2人のアイテム欄に覚醒作用のあるベリーを詰め込んで無理やり食べさせる。


あっという間に昏睡値が無くなった2人は一気に目覚めたのだが、このベリーには一つ問題があった。


「目の前がチカチカする……これは脱水症状だな」


「近くに川があるからそこでウォーターをドリンクするネ」


食べると昏睡値が減るのと同じくらいの勢いで喉が渇くというものだった。



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