表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

206/1560

#第一回伴奏オケコンテスト 1

ガヤガヤガヤガヤ………


「皆さーん、配信始まりましたよ!

一旦、全員ミュートして紹介した時に解除お願いしま〜す!!


はい、というわけで何の流れも無く始まりしたが、今回の企画を説明させて頂きますニャー。


今回、ネットで譜面拾えば大概弾けるという方を伴奏にお招きしてのピアノ伴奏カラオケ大会をやりますのニャー。


司会は私、火車猫がお送りします」


・始まった

・楽しみ

・面子が豪華すぎるんよ


「それでは早速本日の主役をお呼びしますのニャー。

くじよじ所属の根っからの仕事人間。

でも、ピアノも万能に弾ける期待の新人、白船ナコさーん」


「どーもどーも、白船ナコっスよ。

今日は呼んでくれてありがたいっス」


「いや、リハーサルを聞いてたんだけどリクエストしたら本当に何でも弾いてくれるのよ。

マジで凄いからみんな覚悟しとけよ」


「火車さん、ニャーを忘れてるっスよ」


「失礼、興奮しすぎました。

他の皆は出番までミュートですが、ナコさんは繋ぎっぱなしでお送りします」


・草

・楽しみだわ

・どんな風になるんやろね


「了解っスよ!」


「では、トップバッターをお呼びしましょう。

くじよじのトップをひた走る自称太陽神、天照子さーん」


「我が愛する信者たちよ、こんばんわ。

天照の化身、天照子よ」


「よろしくお願いしますニャー。

その挨拶久しぶりに聞いたんですけど〜!」


「自称女神名乗った後に本物の女神がデビューした気持ち分かる?

正直、あの挨拶使いにくくて仕方ないんですけど」


・そういやそうだ

・最悪顔見知りの可能性あるしな

・日本全部の神様に挨拶したって言ってたもんな


「たしかにそれはそう。

エセ女神と違って後で本物の女神様も出ますから楽しみにしておいてくださいよ〜あ、ニャー」


「今日語尾を忘れ気味っスね。

こっちで気付いたら鍵盤思いっきり叩きましょうか?」


「ああ、それは助かるかも。

お願いできる?」


バーーーーーーーン!!


・耳があああああ

・イヤホンしていたら死んでいたぜ……あ、死んでたわ

・まだ始まらないのかな?何も聞こえないよ?

・お前……耳が?


「はい、と言うわけで漏れなく視聴者の鼓膜が死んだんですけどニャ。

さ、天照子さんは今日は何を歌ってくれるんですかニャ?」


「私は路線変更でアイドル方面にいこうと思っていますからね。

アイドルソングの「」を歌わせてもらいますよ」


「すいません。

曲名聞こえなかった上に「」が映ってるんですが、何ですかにゃこれ?」


「そのまんま、かぎかっこの歌ですよ」


・ふるっ

・え、知らない

・いや、確かにアイドルソングだけど


「ええっと、とりあえずナコさんお願いします!」


「はいっス。

前奏から歌い出しの直前でせーのって合図するので合わせてくださいっス・・・せーの」


「♪♪♪」


♢ ♢ ♢


「これは上手いけど何か古臭くない?」


「うむ、調べてみたらかなり昔のアイドルソングのようじゃな」


・30年くらい前か?

・選曲のチョイスがw


「いや、本当に上手いんだよ?

上手いんだけど、リハーサルでリクエストした他の曲も80〜90年台だったよね」


「アマ先輩のアイドルのイメージは古そうじゃのう」


「男性アイドルなら羽付けてローラースケートで歌ってたりして」


・草

・それは古い

・でも好きそう


「おっと、アマ先輩が終わったから次の人の番だね」

大人数企画は大概騒がしい状態から始まりますね。

今回は火車猫さんのチャンネルで配信して、本番になったらミュートを解いて話せる状態に出来るという状態になっています。

但し、各々のチャンネルで個人視点を配信しているので、自分の番じゃ無い時はリスナーと同時視聴する事になっています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ