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#ユウマオ配信 〜ホラーの話〜

「おはユウ〜」


「おはマオ〜」


・おはユウ

・おはユウ

・おはマオ

・おはマオ


「2人でのコラボ配信って久しぶりな気がするね?」


「妾達も交友関係が広がっておるからのう。

呼んだり呼ばれたりしつつ自分のしたい配信をしてるとどうしても・・・のう」


「時間は有限だからこればっかりは仕方ないかな?

仕事の幅が広がっているということだから良い事なんだけどね」


「この業界、チャンネル登録者数というのは正道じゃがそれだけで判断はできんからのう。

別の仕事が舞い込むと配信回数は目に見えて落ちるからのう」


・たしかに

・忙しいのはすぐに分かる

・無理はしないでほしい


「僕達は一緒に暮らしてるからコラボ配信しなくてもいつでも話せる、というよりは話してるからね。

どうしても他の人とのコラボややりたい事優先になってしまうのは理解してほしいかな」


「うむ、決して不仲になったのではないからのう。

信頼しあっておるからこそじゃな」


・てぇてぇ

・てぇてぇ


「というわけで久しぶりのユウマオ配信なんだけど先ずは何で個別にホラーゲームをやったのか話をする?」


「そうじゃな。

割とコラボでやってほしかったという意見もきておったからのう。

単純に結論を言うとホラーに強いものと弱いものの反応の違いを見てほしかったし、知ってほしかったんじゃな」


・ふむふむ

・なるほど

・ふーん


「勿論強いのは僕で弱いのはマオねホラーゲームって驚かせにこられて冷静にできないからワーキャーなると思うんだよね。

で、疑心暗鬼に陥って何でもないものにまで悲鳴をあげてしまったりとか」


「この間の妾が正にそれじゃったのう。

なんでもない木の模様すら人の顔に見えてきて嫌じゃったわ」


・あれは良かった

・マオ虐助かった


「逆に僕みたいに怖くない人って話のアラや矛盾点がものすごく気になるんだよ。

昨日みたいに本来はタンスに隠れてる友達が震えていて恐怖心を煽っているんだろうけど、それがなんだか滑稽に見えちゃうんだよね。

正直ホラーゲームも映画も普通の人が怖がる場面で笑っちゃうんだよ」


・わからない

・わかる

・わからない

・わからない


「それが妾にはよく分からんのじゃが確かにユウはホラーの特番でも笑っておるのう。

心霊写真特集ではお笑い番組が真っ青になるくらいのゲラを見せておるのじゃ」


「アレ面白くない?

だってあからさまに合成ですってのしか無いんだもん」


・ほとんど合成って言うよな

・本物を公共の電波で出すわけにはいかんでしょ?


「妾は最初から怖いと言う気持ちがあるから真贋を見極められぬのう」


「こう言う話をササヤッキーでしてたら何人か心霊写真送ってくれた人がいたんだよ。

殆どは気のせいだったけど幾つか本物が混じってたんだよね」


・マジかよ

・見極められるのか

・そりゃ勇者だもんな


「それを妾に見せようとするのは勘弁してほしいがのう」


「ちょっとテンションあがっちゃったから。

本物の写真を送ってくれた人はルーナ経由であの世と連絡繋いでもらったから。

その霊はお迎え来てると思うから安心してね」


・さりげなく凄いこと言ったな

・コネが強すぎる

・アレから肩の荷が降りた気分で快調です。除霊代投げますね。

・↑本人きてるじゃないかw


「って話してたらいつの間にか1時間経ってるんだよね」


「本当じゃな。

やはりユウと配信しておると時間が経つのが早いのう」


「楽しいから仕方ないよね。

それじゃ今日はこの辺で終わろうか」


「うむうむ、皆も息災でのう」


「それじゃ、せーの」


『おつかれー』


・おつかれー

・おつかれー

・おつかれー


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