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#てぇてぇ検証 どちらがガチなのか? 2

「さて、最初に来た質問はこれケロ。


『皆さん、こんばんわ!

今回の2組の仲の良さと言うのは配信を見て常に伝わっております。

そこで質問ですが、お互いの相手を好きだなって思った瞬間はどんな時だったでしょうか。

教えていただけると嬉しいです』


という事だケロね。

先ずはウチのシズムから聞いてみるケロ」


「私は最初会った時から好きだったよ。

自分好みの可愛い女の子だったんだもん。

それでアプローチしてたら口では色々言いながらも優しくしてくれるから益々好きになったかな」


「優しいも何もシズムが配信にスキル振りすぎて他の事が全く出来ていないからダメなんでしょ。

日常生活すらままならないレベルってどうなのよ。

それで配信環境よくするためって言ってお金もバンバン使っちゃうから私が管理してないと見てられないし」


「そう言えばまた新しいバイノーラルマイク買ったって言ってたケロね。

おまけに防音室も建てたとか」


・マジか

・幾らぐらいかかってるんだ?

・シズムちゃんの拘りから行くと200弱くらい?


「コメント欄わりといい線いってるよ。

こんなんだから仕方なくやってあげてるだけさ」


「へへ〜いつもありがとうね、トウコちゃん」


「ま、まぁ配信にかけてるプロ根性は認めてるんだからサポートくらいはしてあげるわよ」


・てぇてぇ

・にやにや

・墓

・1人浄化されて逝ったな


「いや〜これは中々に強烈なてぇてぇですケロな。

ごちそうさまケロ」


「ツンデレのお手本みたいだよね」


「うむ、これぞ正しくてぇてぇ」


「う、私たちはいいのよ。

それよりもユウマオの2人はどうなの?」


・聞きたい

・楽しみ

・いいね


「僕たちか〜僕たちは自然にって感じじゃない?

決戦後に次元の壁に放り込まれてから長い間旅してたからね」


「うむ、どちらか欠けていたら精神が狂っておったじゃろうからな。

そういう意味でお互いに依存心を抱くのは仕方なかったじゃろう」


「それにお互いのことを話し合ったのが良かったよね。

魔族のためだけでなく人族の事まで考えられる立派な人なんだって知ったら自然と頼りにしてたから」


「妾とて人の世界で腫れ物のように扱われていたにも関わらずに、その世界の為に己が身を犠牲にして妾の下まで辿り着いたユウのことは尊敬しておったよ。

妾も情報でこそ知っていたものの改めてユウの口から現状を聞いた事で、その思いが一層強くなったんじゃな」


・てぇてぇ

・てぇてぇ

・ありがとうございます。ありがとうございます。

・墓墓墓

・墓が増えたけど多分もっと逝ってるよな。俺も逝った。


「いや〜相変わらずスゴい惚気ケロね。

それじゃ、最後にトウコ行ってみようケロか」


「え?今ので次の質問行っていいじゃん」


「いやいや、1人だけ逃れようなんて甘いケロよ。

シズムのどういう所に惚れたのか、とっとと吐くケロ!」


「いやいや、そもそもの前提がおかしいから。

私惚れてないし」


「え?トウコちゃん、私の事嫌いなの?」


「別にそういうわけじゃ・・・ああ、もう!

分かったわよ!!

さっきも言った通りに配信する環境に一切妥協しないプロ根性は尊敬してるし憧れてるわよ!

これでいい!?」


「わ〜ありがとう、シズムちゃん!

大好き〜」


・ああ・・・これが真のてぇてぇか

・天竺はここにあったのですね

・ここが極楽か


「いや〜正にてぇてぇだね。

ごちそうさまです」


「妾達も負けておられぬのう」


「今のやりとりでリスナーの4桁くらい逝ったんじゃないケロかね?

いいもの見させてもらったケロ。

では、次の質問に行くケロよ」


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