#トウコノゲエムベヤ
11/3 誤字報告受け付けました。
いつもありがとうございます。
「ゲーム部屋からこんにちわ。
泥棒猿の青柿投子です」
・チョキチョキ
・チョキチョキ
・チョキチョキ
「今日も柿を求めに来たカニどもがいるなぁ。
ゲームという名の柿を見せてやるから感謝しろよ」
・ありがとうございます
・ありがとうございます
・新鮮な柿だーーー
・ヒャッハーーー
「今日やるゲームはこれだな。
あの有名なゾンビゲームの会社から出した別のゾンビゲームだ。
あっちはアクション要素強めながらホラーであることを意識してるがこっちはホラー要素はほぼなし。
遊び方も無限大だからあたしとしては断然こっちがオススメだぜ!」
・主人公が超人のやつやん!
・ジャーナリスト(自称)
・タフネスさでは某誓って殺しはやっていない人とタメ張れるよな
・あっちもゾンビゲー出てたよな
「最初に言っておくがあたしはこのシリーズ大好きだから初見じゃないしクリアーする気も一切ない。
ただ、隠し要素である制限時間内に65535体のゾンビを倒すというトロフィー要素をこなしていくだけだ。
さて、セーブデータはもちろんないから最初からだな」
・アレか・・・
・アレむずくない?
・トウコさんなら稼ぎポイント知っているはず
「まぁ、先ずは純粋にストーリーを進めるぞ。
見ての通りショッピングモールで大規模なゾンビ感染が発覚。
主人公は無謀にもそこに取材に来た一般ジャーナリスト。
忘れちゃいけないからもう一度言うが軍について行ったことはあるが、彼自身はただの一般・・・の筈だ」
・はずwww
・それはそう
・確かに
「このゲームはレベルが上がるごとにランダムで
体力、持ち物の量、攻撃力、投擲力と言ったステータスが上がっていく。
また有効な技を思いつくこともある。
それで、今の私はレベル1だからクソザコですよ。
足も遅い、技もない。
アイテムもあんまり持てないし肩も弱い。
ということでココは長居無用だな。
ああ、早々。
このゲームは写真撮ったり人助けするとかなりの経験値がもらえる。
そうやって普通はレベル上げていくんだな」
・せやね
・普通は?
・流れ変わったな・・・
「でも、私はゾンビを65535体倒さなければいけない!
しかも3日間の制限付きで。
ちなみに1日が2時間計算で過ぎていくから時間にして6時間弱。
1時間10000体以上の計算だね」
・多すぎぃ!
・苦行じゃん
「で、中庭が開放されたら早速奥の駐車場に向かう。
途中でバギーに乗った3人組が襲ってくるけど無視無視。
駐車場に行ったら乗れる車があるから乗って地下へ。
地下はこのゲームで一番ゾンビが溢れてるからひたすら轢いて轢いて轢いていく。
そしたらまた乗れる車が置いてあるから乗り換え。
同じように轢いて轢いて、もう一台の乗れる車の場所へ。
で、ひたすら轢きながら戻ると最初の車が復活してる。
ただ、これを繰り返すだけ」
・人の所業じゃないなw
・エグい
・ってか、ゾンビ何匹いんの?
「一定数以上ゾンビ倒すと経験値も貰えるからお得だよ。
で、これやってる間は他にすることないから雑談でもする?」
・やるやる
・最近何かあった?
「うちの長の伝手で知ったんだけどVに勇者と魔王の人がいるんだって?
しかも本物なんでしょ、あの人たち」
・ユウちゃんとマオちゃんか
・本物らしいね
・彼女たちの語る出身地ってリアリティあるよね
「みんなも同じだと思うけど、あたし達オタクって常に異世界行ってみたいって思ってるわけじゃん?」
・思ってる
・トラックに轢かれればワンチャン
・トウコちゃんが運転してる車に轢かれてどうぞ
「だから話してみたいんだけどさぁ・・・ほら、あたしって陰の者じゃん?
中々新しい交友関係って広げづらいんだよね」
・長に頼んでみれば?
・長ならいけるのでは?
フロウ・ツグ:何か企画セッティングするケロか
・いるじゃんw
・ツグちゃんもようみとる
・長もようみとる
「え、いや、でも。
急にセッティングされても迷惑じゃ・・・」
フロウ・ツグ:企画は別に考えるとしてオッケーもらったケロ
・仕事が早いw
・ないす!
・ないす!
「ツグちゃん、仕事早いよ!!」
・覚悟決めろ!
・腹くくれ!
「うー、分かった。分かったわよ!
ちょっと裏で話してくるから今日はココまでね。
倒した数は3万体こえてて1日終わったところくらい。
これなら普通にいけるね」
・おつかれさま!
・おつかれ
・次回も楽しみ!




