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#電車から脱出しろ 3

「ふぎゃあああああ!!」


「あ〜あ、それは目を離しちゃいけないやつだね」


・震えるおばさんに殺されたな

・アンドロイドっぽくて怖いわ


「はぁ、はぁ……これで何度目のやり直しじゃ?」


「数えてないから分かんない。

さ、次々!!」


・鬼すぎる

・ずっと笑顔なのが怖い


「くぅ……仕方ないのう。

下から水が……これはダッシュじゃな!!」


「おお〜正解正解。

ここは時間で溺れるから素早く駆け抜けるで当たりだよ」 


・唐突な異変怖いわ

・ナイス判断力


「次は……異変を見つけるやつじゃな。

一体どこにあるんじゃ?」


「あ、今通り過ぎたね。

窓のところよく見て」


「なんじゃ……外にクビのない女性がひっ!?」


「あ、消えたからこれでOKだね。

首なし女性が窓パンしてくるだけのギミックだね」



・だけって……

・十分にこええよ


「ふぅ……毎回安置を挟んでくれるのは嬉しいのう。

次は……おじさん!?」


「おじさん、通路の向こう側でフラフラしてるね。

デュラおじだ」


「よく見たら首がないではないか。

あたりが見えぬ為にフラフラしておるのじゃろう。

ならば、ここは触らずに横を駆け抜ける」


「これも正解だね。

もし触れてたら扉が開く前に猛スピードで襲いかかってくるよ」


「つまり、普通に扉が開いたから今回はセーフという事じゃな」


・そう言う事だね

・おじさんの首無いなった


「いや、次の車両に行ったらちゃんとおじさんは復活しておるぞ」


「流石にずっと首なしと一緒だと怖いからね。

おじさんは優しいから元に戻ってくれたよ」


・おじさんは優しい

・おじさんは癒し


「後半分くらいじゃな……ひょええええええ!?」


「あ〜これは掲示板見ても分かる通りに死ぬことがないギミックだね。

席が全部埋まってるから先ずは先の扉を調べるんだ」


・アンドロイドで席が埋まっとる

・不気味すぎるだろ


「死なないってだけで安心感がヤバいのう。

この不気味な空間でも落ち着いて行動できるわい」


「ここは最初のインパクトだけだから慣れちゃうとそうでもないよね。

あ、扉調べたら席が一個空いてるから座っちゃって」


・不気味な事に変わらんけどな

・まだマシか


「なるほど、空気読みをしたら良いというわけじゃな」


「ま、実はこの人形達の座っている場所に平気で腰掛けれるし、調べた後ならどこに座っても開くんだけどね」


「……それは試したと言う事かの?」


「はっはっはっ、試せる事はやりたくなるよね」


・やっぱ勇気ある者は違うな

・ユウちゃんにやらせても逆に面白そうな気がしてきた


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