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#恋愛作品の今昔物語 5

「こうして原点回帰した後の少年誌に目を向けると、未だに男主人公のハーレム系が主流かわけやね。

大体2人のヒロインとサブヒロインが複数いて、どっちを選ぶのかって形が多くなったわけやな」


「実際にどっちを選ぶかは最後まで読まないと分からないんだ」


・最近は誰が勝つか本当に分からん

・意外な伏兵も出てくるしな


「そうやね、この当たりは負けヒロインだと思っていた方が勝ったりした、前のいちごの漫画が関わってるのかもしれんな。

正統派が負けることもあるんだと、読者に強いインパクトを与えたからね」


「ぜったいにインパクトが強いもんね」


・あれは衝撃だった

・あの漫画のせいで全てを疑うようになった


「そうして、しばらくしてから登場した、ヒロインが5人いるにも関わらず、優劣が無いせいでマジで誰が選ばれるか分からんかったのが、五つ子から愛される漫画やね」


「あれも社会現象になるくらいに人気あったよね」


・めっちゃ好き

・5人とも好感持てる


「ユウちゃんはどの子か好きやった?」


「うーん、一番は三女かな。

次点が次女」


・右に同じ

・やっぱ三女だよな


「当時の人気もそんなんやったね。

この作品のおかげで、男が好きになるキャラクターの系統って分かってくるようになったと思うんよね」


「へぇ〜どんなの?」


「素直に好意を寄せてデレるシーンが多い子が好きやと思うんねん。

次女の告白のシーンだって未だに名台詞として残っているくらいインパクトがあったしな」


・分かる

・デレてる子可愛いよね


「ああ、分かるかも……って、ああ!?」


「おわ、急にどないしたん?」


・いきなりどうした?

・なんか気付いた?


「ほら、最初に話してた両片想いの漫画あったじゃん」


「ああ、せやな」


「ゲーセンにしても、隣の天使にしても、陰キャと芸能人の話にしても、女の子が恋心を自覚してからのデレが凄かった!

ゲーセンの子は寡黙だったからまだマシだったけど、後の二つの作品なんて途中から押せ押せだったよね」


・確かに

・恋心に気付いてからは猛プッシュやね


「ああ、せやね。

それで最初は男の子の方が劣等感から距離を取るけど、それでもグイグイ来て勇気を出して格好良いところ見せるんよ。

あれがホンマに堪らんわな」


「なんかこうして恋愛漫画を追っているおかげで流行っている理由が分かってきた気がするよ」


「まぁ、色々言うたけど、男女問わずに結局恋愛物が大好きでキュンキュンしたいんよな」


・キュンキュンしたいわ

・そういうのに飢えてんのよ


「それは間違いないね。

その気持ちって世代が変わっても変わらなさそうだから、きっとこれから先も同じように人気が続いていくんだろうね」


「ブームによって内容は違っても本筋は変わらへんのやろな。

自分も今回はええ勉強になったわ」


「さて、それじゃ今日はこの辺にしておくとして、最後に何か宣伝あるかな?」


「ええっと……さっき話してた陰キャと芸能人のアニメ二期、今も放映してるのでよろしくたのんます」


・そっち!?

・ランチさん関係なくて草


「いや、ランチさんの宣伝じゃないんかーい!」


「オチも決まってお後もバッチしやな」


「というわけでおつかれ〜」


「おつかれ〜」


・おつかれ〜

・おつかれさま


アニメ二期やってて、めっちゃ面白いのでよろしくお願いします。

私は何も関係ありませんが、面白いものを勧めたい人です。

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