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#恋愛作品の今昔物語 2

少しメタい話もありますが気にしないでください

「はい、というわけで本日のゲストはカフェ・ランチさん」


「どーもどーも、カフェ・ランチ言いまーす。

知らない人は覚えて帰って……え、どゆこと?」


・どーも

・いらっしゃい

・困惑しとる


「どういう事ってどうしたの?」


「どうしたもこうしたも……僕、何で呼ばれたん?」


「さっき説明してたじゃん。

この間、友達と恋愛漫画について話したって」


・話してたな

・回想っぽく流れてた


「え?あれ、普通の日常回じゃあらへんの?」


「いや、カフェさんこそ何訳の分からない事言ってるの。

とにかく、そう言った理由で恋愛漫画の遍歴みたいなの知りたくて、そういうの詳しい人調べたらカフェさんが出てきたんだって」


「ああ、うちは姉がおるからね。

その影響で昔の恋愛漫画も結構読んできたな」


「そうそう、そういうのが知りたかったんだよ。

最近だと、もう付き合う2人が決まっていて、両片想いの中で負けるサブキャラが出てきたりするの多くない?」


・両片想い多いよな

・あの進まない感じが良い

・無自覚いちゃつきとかもいいよね


「確かに多いわな。

何ならサブキャラが既にカップルで、先輩カップルとして2人のサポートに徹するとかのお邪魔キャラが出てこん作品もあるしな」


「ああ、さっき言ってた天使様に餌付けされる話とかそうだよね。

男性側の恋愛作品だと最近はこういうのばっかりかな?」


「まぁ、この辺は男性、女性に関わらず傾向は似てると思うんやけどね。

今も続いてるけど、息が長いのはハーレム、逆ハーレムものやね。

1人の主人公に対して恋人候補が何人も出てきて、作中でも誰を選ぶのかマジで分からへんっていう」


・それは昔っからあるよね

・確かにめっちゃ多い気がする


「えーっと、僕が知ってるやつだと最近まで人気があった5人姉妹から好かれるやつとかかな?」


「その連載雑誌なら大御所だと小学生くらいの魔法使う男の子が女子校の先生になるやつとか凄かったかな。

クラス全員がヒロイン候補やったからね」


「少女漫画側だとパッと思いつくのは学校の部活でホストやってた奴とかかな?

あれも割と誰とくっつくかみたいな展開だったと思う」


・全部名作やな

・確かにハーレムものだわ


「なるほど……こうして話にあげてみると、中々深く追求したくなるテーマやね」


「ね、これは面白いと思うから色々聞かせてもらいたいんだ」

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