#目押し雑談 1
「はーい、こんユウ!
今日もなんかやりながら雑談していこうかなって思うよ」
・こんユウ
・なんかw
「ま、一応やるゲームは決まってるんだけどね。
これ、友人から貰ったスロットのゲームなんだけど、目押しの練習に最適って聞いて持ってきたんだ」
・百景か
・古いなぁ
「何でも目押しと言えばこのシリーズで、特にこの百景はしっかりと目押しできていれば設定1……一番当たる確率が低い台でも段々とメダルが増えていくんだって。
ええっと、何で言ったかな……機械割!
機械割が100%超えてるんだってね」
・え?設定1でも100超えるの?
・当時めっちゃ打ってたわ
「機械割が分からない人に説明しとくと、投入したメダルに対して最終的に何%戻ってくるのかって確率の話だね。
運にもよるけど100%を超えてる台は基本的に一日打ってれば確率的には間違いなく増えるって事だよ」
・なるほどね
・そんだけ高いなら当時人気あったのでは?
「えーっと、人気に関してはぼちぼちって感じらしい。
さっきも話したけど、目押しが完璧にできて100%超えるんだってさ。
だからこれを一日打つとめちゃくちゃ疲れるんだって」
・経験者だから言うけどマジで疲れる
・目が疲れるなんてもんじゃない
「やっぱりそうだよね。
僕も目押しの練習したいから敢えてこの台を打とうと思ったわけなんだよ。
これも修行の一環だね」
・その割には今のところ目押し完璧なんだが
・取りこぼしてないよね
「ま、みんな忘れがちかもしれないけど、僕って元勇者だから。
動体視力には自信があるよ」
・そりゃそうだよな
・リールなんて止まって見えるか
「いまはどっちかというとリズムで打ってるけどね。
目押しに集中して回す速度遅くなっても意味がないし」
・それはそうだね
・そのバランスが難しいんだわ
・6なら全ツッパでもいいけど
「6なら気にせず回しまくってもいいんだね。
でも、それが確定するのもしっかりと小役とかカウントして確立を導き出さなきゃいけないんでしょ。
昔の台を打ってる人って確率の計算強そうだよね」
・小役カウンターとかあったんだよ
・小役を自分でカウントして回転数と比較して確率出してくれる
「そういう道具もあったんだね。
最近の台では使ってる人いるの?」
・最近は見ない
・運がデカいからな
「なるほどね。
ま、喋りながら練習するとして、もうそろそろ別の話題に移ろうか」




