年末年始振り返り配信 2
「ええっと、まずは今年の一月の配信なんだけど……」
「のう……今年一発目のゲームが本当にこれで良かったのかえ?
いま確認して驚いたんじゃが」
「北斗で頭がBONするインベーダーゲームだね。
いや、マジで何でこれ選んだの?」
「社長から渡されたとは言っておるみたいじゃな……それにしても2023年の始まりがこれとはのう」
「ま、まぁ、気を取り直して。
えーっと、一月は配信しつつ後半は巫女さんの依頼で雪山へ。
ここでネコリと出会ったんだったね」
「あれは中々の大事件であったな。
無事に解決できて良かったわい」
「2月になってからネコリを研修としてこちらに住まわせる事になったんだよね」
「ある程度慣れたら何処かに住まいを用意しようと思ったのじゃが……意外な人物に引き取られたのう」
「セシムが連れて行っちゃったんだよね。
でも、そのあとは2人は急激に仲良くなって、今では唯一無二のパートナーになっちゃって」
「これは嬉しい誤算であったな。
3月に入った頃くらいには閻魔プロとの大型コラボがあったみたいじゃな」
「正直よく覚えてない」
「その後はとんでもない旅人とのコラボ配信があったのう」
「あの人はインパクト強すぎたよね。
因みに後から確認もしたけど、あの時話していた無一文で外国に行ったとか、漢字書いて稼いだり、逮捕されて賄賂渡す風習知らずに最後まで牢屋に入って隣国に強制退去とか全部本当の話だからね」
「事実は小説よりも奇なりとは言うものの、奇妙が過ぎるのう」
「後はこの辺りでプリティーな二周年イベントがあって、新シナリオの攻略配信的なのやってるね」
「三女神とか叡智の話をしておるのう。
すっかり行かなくなったので、最早参考にはならんのう」
「あのゲームのシナリオって半年が寿命だからね」
「4月に入ってから水族館デートからの始まりじゃな」
「今年はエイプリル的なのやらなかったんだっけ」
「4月から5月にかけてはオリジナルのオンラインゲームを遊んでおるのう」
「あれ、今だから言えるけどヒャッハーのテンションで誤魔化してたよね」
「人気も出ずにサービス終了したらしいからのう」
「この辺りから僕はタワーデイフェンス型の銃撃アクションゲームにハマってるね」
「あれは名作であったのう。
時間泥棒過ぎて面白いんじゃな」
「6月には今となっては、僕とマオの無二の親友と言っていい響子さんが登場しているよ」
「かなり使いやすいポジションに付いた人であるのう。
最近もしょっちゅう呼ばれておるのじゃ」
「いまスケジュールを確認したら、この時期に3人で夢の国に行っておるのう」
「あ、本当だ。
そんな感じで上半期は終わりかな」
今見ても新年一発目に北斗でBONベーダー選んだのは理解できません。




