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響子さん日記 空の上まで 3

投稿話数見たら記念すべき1200話目でした。

通常料金で入れる350メートルの展望台にスタンプが置いてあり、私達は並んでから順にスタンプを押しました。


「ここが一番なんだね」


「というか、ここで既に完成しておらぬか?」


「メインの三人が揃ってますもんね」


この1番のスタンプで絵柄は殆ど完成していますが、ここから何が加わるんでしょうか?


正直、最初に押したスタンプは小さすぎてよく分かりませんし。


「まぁ、他のも押してみたら分かるよ。

さて、次は……」


「折角ですからグルッと一周してみませんか?

ここからなら360度の全方位が見渡せるんですよね」


「うむ、それもそうじゃな。

……見よ、あの赤い塔は東京タワーではないか」


「あちらは上野駅ですかね?

PARCOっぽい建物がありますよ」


「こうして上から見ると学校のある場所が一目瞭然だね。

どこも結構広いグラウンド持ってるんだなぁ」


「あ、見てください!

車がミニチュアの模型みたいです……こうして上から見てみると、裏路地を殆ど通らないのが分かりますね」


「あそこにあるのは観覧車かのう?」


こうして私達ははるか上空から東京の街を見渡して楽しんでからさらに上の階を目指しました。


ここから更に100メートル上空へと私達を運ぶエレベーター。


その壁面はコラボキャラクター達で埋め尽くされていた。


「これ、ファンには嬉しいですよね」


「多分上の階は完全にコラボキャラのイベント会場みたいになってるはずだよ」


「楽しみじゃな」


エレベーターを出るとすぐにコラボキャラクター達の模型が出迎えてくれました。


こちらでは一緒に写真が撮れるという事で私達も並んでから交互に写真を撮ります。


更に奥の方では有人の撮影スペースがあり、小さな写真は無料。


大きなものは有料となっているようです。


こちらは人があまりにも多かったので遠慮することにしました。


上に登っていく順路では壁の方にコラボキャラクター達の解説や名シーンが展示されています。


「これ、外じゃなくて壁の方に夢中になっちゃいますね」


「まぁ、外は下のスペースで散々見たし、ここはただの通路みたいなもんだからね」


ユウちゃんに言われて壁を眺めつつ上に向かうと、またも小さくて可愛い模型がありました。


ここでも写真を撮りつつ、近くにあったスタンプを押します。


「あ、少しだけ色が付いた」


「あ〜なるほどのう。

最後はこうして色を増やしていくんじゃな」


「最終的にはカラフルになるって事ですね」


こうして3つ目のスタンプを押した私達。


ここからは展覧できる場所で最も高い場所を目指していく事になります。


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