#8番目指して突き進め 3
「あ、あ、あ……また0番……今度は何を間違ってしまったのじゃ?」
「確認してないから何とも言えないけど、案内板の裏確認するの忘れてたでしょ。
そこの可能性は十分にあるよ」
「くうう、さっきの水の件からつい焦ってしまうのじゃ」
・異常にキョロキョロしとる
・まぁ、焦るよな
「まぁ、仕方ないよね。
ほら、もう一回もう一回。
言っとくけどクリアーまで終われないから」
「う、うむ……それはそうじゃな。
ふぅ、こうなってくるの向かってくるおじさんだけが癒しかもしれぬのう。
今のところ全く変化ないしの」
・おじさんは癒し
・変わらない希望
「そうだ……ん、あれ?」
「のう、おじさんよ。
いつの間にそんなに大きくなったのじゃ?
明らかにデカいであろう」
「これは明らかに異変だね。
おじさんがいつも変わらないとは限らないよ」
・でっっっっっ
・うお、でっか
「それもそうじゃな。
しかし、異変としては簡単じゃから、やはり癒し枠じゃのう」
「うんうん、そうだね。
あ、今度は流石に……」
「展示床の一部が無限のマークになっておるな。
これは撤退じゃ」
・分かりやすいw
・これは当たり異変だな
「うん、順調順調」
「次は流石に変化なしじゃな。
うむ、間違えておらぬぞ」
「お、早い早い。
次正解すれば半分だね」
・もう半分か
・ペースアップしてるね
「うむ、先ずはポスターをチェックして床をは?
ちょっ、ちょっ、ちょっと待って!
いきなり電気が切れるとか聞いてな……うわぉ!?
って、おじさんがスマホ触ってるだけなんじゃな。
驚いてしまったではないか」
「いや〜理想的な悲鳴だったね。
正直、ここ見たかったまである」
・悲鳴助かる
・これが聞きたかった
「最早ホラゲーでないか!!」
「いやいや、停電くらい起きるかもしれないじゃん。
何でもかんでも霊障っていうのは良くないよ」
「ここに閉じ込められておる時点で霊障であろう!」
・それはそう
・怪奇現象だもんな
「はは、違いない。
でも、半分まで来たからあと少し」
「うむ、ここは流石に変化なしじゃな。
5番通路に着いたぞ」
「これはいけそうかな」
「次は奥の監視カメラが光っておるのう。
これは撤退じゃ」
・分かりやすい
・ホンマにひかっとる
「お、やっと6番だね」
「あと少しじゃな。
む、おじさんが早歩きになっておるのう。
一体何が……ちょっ、まっ、はぁ!?」
・おじさんに殺されたw
・おじさんの裏切りw
「あちゃ〜死んじゃったね。
おじさんが早く動いている時は自動で突っ込んで来るよ。
触れたら死亡でまた最初からだね」
「うう、味方だと思っておったのに!!」
・諦めずに頑張れ〜
・次はクリアーできるさ!
♢ ♢ ♢
こうしてさらにプレイすること一時間、双子に襲われたり、壁人間に襲われたりしながらも何とかマオはゲームをクリアーしたのであった……この後は異変集めが待っているとも知らずに。
8番出口面白いですよね。
私はSteamで大体同じ値段のホロパレードを楽しんでいます。




