表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1178/1560

#レトロゲームおすすめ回 アフター

「今日は長時間の配信お疲れじゃったのう」


「あはは、結構長い時間の配信になっちゃったね」


マオが労いの言葉をかける横でユウはSwitchを起動させる。


「うん?何かプレイするのかの」


「何が話してたら自分の推しゲーやりたくなっちゃってさ」


そう言ってユウが起動させたのはスーファミのアプリであった。


「そう言えばユウのオススメは配信で話してなかったのう」


「みんなのおすすめゲームを聞くのがメインみたいな所があったからね」


「それでユウのオススメはこのゲームという事かの」


「これね〜何回やっても面白いんだ。

頭突きのミニゲームとか無限にやっちゃう」


そう言ってユウが選んだゲームはデモンズブレイゾン。


あの魔界村で一躍有名になったレッドアリーマーが主役のアクションゲームである。


「レッドアリーマーが主役というと、元々はゲームボーイの外伝があったのう」


「そうそう、ゲームボーイのアプリでも普通に遊べるよ。

そのアリーマーシリーズの最後の作品だったかな、多分。

アクションがかなり豊富で、使い捨ての魔法や回復アイテム、装備品なんかの要素が追加されてるんだよね」


「レッドアリーマーは今だに人気があるキャラクターじゃしな」


「格闘ゲームの裏ボスになってた事もあるからね。

あの時は驚異的な強さで当時のゲーマー達を苦しめたらしいよ」


そんな説明をしながらもユウはゲームをスイスイと進めていく。


どうやらこのゲームにはものすごく慣れているようだ。


「隠しアイテムの場所まで完璧じゃのう」


「このゲーム、真エンド見るには全部のアイテムを集める必要があるからね。

全部集めてラスボスの最終形態を倒した上で、新たに表示されるパスワード入力して出る建物に入ると裏ボスって感じ」


「裏ボスまでおるのか」


「ラスボスはこの手のアクションゲームでもトップクラスに難しいって言われてるんだよね。

でも、裏ボスはそれに輪をかけて強くて鬼畜ボスって言われてるんだよ」


「ユウはその裏ボスは倒したのかの?」


「一回だけね……流石にあれはもう戦いたくないかな」


そう言いながら、ユウの操作するアリーマーが街の窓ガラスを全て頭突きで叩き割っていく。


どうやら金策の一種なのだそうだ。


「ふむ、ならば妾が横で見ておるからもう一度挑戦してみてはどうじゃ?」


「ええ〜もうパスワード捨てちゃったよ」


「ならばラスボスの最終形態を倒すところからじゃな。

ほれほれ、早く進めるのじゃ」


「時間かかっても知らないからね」


こうして、2人は急遽ゲーム会を開き、夜通しゲームをする事になったのであった。

スーファミの中ではトップクラスにオススメです。

難易度は高いですが、ファミコンのような理不尽な難易度ではありません。

頭突きのミニゲームでキレる人は出てくるかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ