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折口響子の記録 水族館とイルミネーション 2

「あ、ねぇねぇ、アイス食べたい!」


しながわ水族館、そこは大森駅から歩いて10分前後とそれなりに近い距離にありました。


区民公園の中にあったのですが!その手前には軽食を販売している店に目を引かれます。


「このイルカはクッキーかの?」


「とりあえず僕は普通のアイスクリームでいいかな」


「私はこのイルカクッキー付きのにしてみますね」


「妾も普通のアイスクリームを頼むかのう」


こうして水族館に入る前にアイスを食べてみたのですが、こんな所で言うのは失礼ですが、とても濃厚で美味しいアイスクリームでした。


こうして満足した私達はいよいよ水族館に入館します。


「本当に大人でも1320円なんですね」


「普通はこの倍くらいするよね」


「中がどうなっておるか楽しみじゃのう」


入ってすぐに出迎えてくれたのは川魚のゾーンでした。


それも東京都内にいそうな魚達がいますね」


「あ、これって野鯉ってやつじゃない?」


「やっぱり川の魚って地味な色してますね」


「この辺りはヤマメやイワナじゃな。

清流におり、美味しいと言われる魚じゃよ」


更に進むと今度は東京都の海に生息す魚が展示されていました、


「あ、見てみて、これってイシダイじゃない?」


「高級魚の一種じゃな。

釣る時の餌としてサザエを使うので、かなりお金のかかる魚じゃよ」


「高級魚ってそういう意味ですか。

そう言えば親戚のおじさんが一時期ハマっていたような……お金がかかる上に釣るのが難しいので、釣り人が行き着く先がイシダイ釣りと言われてるとか何とか」


そうして入り口すぐの展示コーナーを抜けるとすぐに目当ての場所、イルカショーのステージに行き着きました。


「この時間なら結構席空いてるね。

正面の濡れない場所にしとこう」


「手前2列は水がかかると注意されておるからのう。

ここらで良いじゃろう」


「後は時間になるまで待つだけですね」


30分ほど前なので、まだ座っている人たちは少数でしたが、10分程前からゾロゾロと人が集まってきました。


そして時間になりショーが始まったのですが、水槽は狭いし、イルカも2匹だけなのでと若干軽く見ていました。


しかし、その分だけ距離が近く、イルカのパフォーマンスは十分にレベルが高くてとても満足できるショーでしたね。


個人的には水槽から飛び出して全身を見せてくれたのが嬉しかったです。


ユウちゃんとマオちゃんもそれは同様のようで、この後水族館の中を回ることになるのですが、暫くはショーの話題で盛り上がることになったのでした。

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