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#日本は凄い国 5

「妾から贈る最後のテーマはやはり親日じゃな。

しかし、それは個人の単位ではなく国家……そう、親日国の話しをしていくとしようかのう」


「親日国も世界には沢山あるよね。

最近は親日だったのに裏切られたなんて話も聞くけど」


「世界経済は自国のみで回っておるわけではないからのう。

国家の長によって悲しい選択をされる事も確かにあるじゃろう。

じゃが、それが国の決定とはいえ、国民の総意だと考えることは良くないのう」


「確かに……反日教育でもされてボロカスに言ってくるなら別だろうけど。

個人で日本が好きと話してくる人を邪険に扱うのは良くないよね」


・それはそうだね

・好きって言ってくれたら嬉しいもんな


「さて、話が脱線してしもうだが、親日国の話じゃな。

色々と世界に対して支援を行っているお陰で親日国はそれなりにあるのじゃが、その中でも二つの国。

ブルネイとパラオの二カ国じゃな。

この二つの国の共通点は分かるかのう?」


「えっ、なんだろ?

よく分かんないや」


「この二カ国に共通するのは他国の植民地から離れて日本の植民地になったということじゃな。

植民地と言えば聞こえが悪いであろう?」


「そうだね。

なんか一方的に支配して属国化している気がする」


・確かに

・搾り取ってるイメージだな


「ブルネイとパラオもそうじゃった。

ブルネイの油田に目をつけて全て独占されて一銭も落とされない。

パラオは自分達に都合が良いように兵隊達が暴れ回り人口が1割に減ったとも言われておる」


「ん、その言い方おかしくない?

一割になっただよね」


「それが違うんじゃな。

本当に一割になってしもうたんじゃ」


「ええ……そんな事が起こるの?」


・大虐殺じゃん

・ちょっと怖すぎるな


「植民地の酷さはここからよく分かるであろう。

そしてその後は日本の統治下に置かれた訳じゃが日本は植民地ではあったものの、下ではなく横……つまり、並列に扱った訳じゃな」


「えーっと、同じように扱ったってことだよね?」


「うむ、同じ日本国民として同等の位置まで発展するようにと、インフラを整え、教育出来る場を作りなどじゃな。

こうした出来事の感謝から今も親日国として有名なのじゃよ」


「そんな酷い目に遭った後に親切にされたら、そりゃ好きになっちゃうよね。

それも裏表のない誠実な態度だった訳だし」


・それは感謝するのも分かるな

・信頼しちゃうよね


「この辺りの詳しい話が知りたいリスナーは調べてみれば直ぐに解説動画に出会すであろう。

どうじゃろうか?

これで日本という国に生まれたことを少しはほこれるようになったのではないか?」


「うんうん、僕達もそうだけど、やっぱりこの国は凄い国で、その凄さに感謝してるんだよ」


・自信持ったわ

・良いこと聞いたな


「さて、話もひと段落したところで今日はこの辺で終わっておこうかの」


「チャンネル登録とか高評価してくれるとありがたいかな。

じゃあ、今日はこの辺で」


『おつかれ〜』


・おつかれ〜

・おつかれさま

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