#日本は凄い国 4
「僕の話でも少ししたけど、親日家の有名人って多いじゃん?
俳優さんの他にもスポーツ選手、特にサッカー選手なんか日本好きが多い訳なんだよね」
「サッカーは日本で最大のサッカー漫画が向こうで人気だという話は聞くのう」
「それで日本に最初から好印象なのはあるよね。
それだけじゃなくて、基本的に向こうのサッカーファンって、地元民以外に異常に厳しかったりするんだよ」
・サッカーファンは荒いイメージ
・結構暴れるよな
「ふむ、それは移籍してきた選手に厳しいということかのう?」
「そうそう、何かあればヤジを飛ばすのは当たり前。
活躍してもそれを求められてやってきたんだから、やって当たり前。
出来なかったらヤジを飛ばしたり物を投げたり、下手すれば帰りに襲撃されることもあるんだって」
「フーリガンと呼ばれるやつじゃな。
日本にもおらんことは無いが、一番酷いものでも警備員と揉めて花火か何かを投げつけて逮捕されたとかいう話じゃったかのう」
・なんか聞いたことあるような
・たま〜に聞くくらいかな
「あ〜赤い浦和チームのサポーターでそんな事件があったよね。
一部だけど結構暴れちゃったせいで無観客試合の罰則食らって、チームに迷惑かけたから鳴り物での応援を控えたんだよね」
「やらかしてしまったものは良くないのじゃが、チームに迷惑をかけたからと反省して自主的に制限を付けるの良いことじゃな」
「チームとサポーターの信頼関係が構築されているからね。
こうした状況が海外のサッカーファンからしたら羨ましく見えるんだって」
・反省できてえらい
・チーム力みたいなのがあるよね
「そんなものかのう?」
「あるクラブチームでは海外では常に護衛を側に置いてないと行けない状況で全く自由が効かなかったらしいよ。
でも、日本では護衛も付けずに夜の街に繰り出し、ゲームセンターで楽しそうに遊ぶ彼らの写真が話題になったんだよね」
「彼らからしたらフーリガンに詰め寄られず、プライベートを無視して寄ってくる者もいない。
偶に話す人も礼儀が良いから喜んでファンサービスを行うといった光景が目に浮かぶのう」
・なんか分かるわ
・確かにそういう事やってそう
「正にその通りだったらしいよ。
それが彼らのSNSで発信されたことで日本の海外での評価はかなり上がったそうだね」
「ふむ…….確かにこれは日本でしか出来ないことであるのう。
それでは最後に妾の話をして今回のコーナーを締めるとしようかのう」




