#家庭用機とエロの変化 1
タイトル少し変わりました
「はい、配信ボタン押した!
始まったからね!!
……みんな、こんユウ〜」
・こんユウ
・こんユウです
「今日はこの間の雑談配信で気になった話があったから、早速講師を招いて聞いてみる事にしたんだよね。
と言うわけで、先生よろしくお願いします」
「呼ばれてやってきた神使巫女です。
今日はユウちゃんがどうしても知りたいと言う事で色々と大人への道を教えて差し上げる事になりました」
・言い方!
・そういう企画ではあるけど
「まぁ、別段間違っていないからこのままで進めるけど。
えっと、今回はコンシューマーゲームのエロの発展と変化について学んでいこうという企画だよ。
それでその手の話に一番詳しそうな巫女さんを呼んだってわけ」
「よろしくお願いします。
この間話していた事は聞いていたので、先ずはその辺りから掘り下げてみましょうか」
「ええっと……この間ってのは……サッカーゲームとSMゲームの話かな?」
・アレか
・元々その話からの企画だもんね
「そうそう、その話です。
まず、なぜこのような事が起こったのかという話ですね」
「えっと、それは許可が降りないから違法に改造して売り捌いたからなんじゃ?」
「うーん、違法とは言いますが、当時はゲーム雑誌に通販の広告が普通に載っていたそうですからね。
この会社の社長曰く、勝手に車を作って乗り回したら違法だけれど、正規の車を購入してから改造して乗り回すのは合法だろうと」
・無茶苦茶な理屈だな
・でも、一理ある気は……いや、しないな
「それで中古で安く出回っていたサッカーゲームを購入して中身を入れ替えたって事?」
「そういう事ですね
いわゆるグレーゾーンではありますが、黙認はされていたわけですよ」
「そこまでしなくちゃいけない理由って何かあったの?」
・確かに情熱がおかしいよな
・普通にパソコンで出すとかすれば良かったのでは?
「これについては触れないと多分分かりませんよね。
……当時のパソコンってめちゃくちゃ高かったんですよ。
それでいて遊ぶには知識が必要だったんです」
「そうなの?
今でも高い気がするけど……」
「今の比ではありませんね。
そして今のように視覚と感覚で分かりやすく操作できなかったんです。
簡単に言うと起動するとコマンドプロンプトが立ち上がるので、そこでフロッピーを入れて起動させるワードを打ち込んだりする必要があったわけです」
・フロッピー?
・古の話すぎるな
「フロッピーってあの黄色い平べったいの?」
「パソコン用は黒が殆どですけどね。
パソコンのゲームはあれで起動していたんです。
因みにですがフロッピーの容量なんてたかが知れています。
それで作ったゲームの中で最多になると17枚のフロッピーを入れ替えながらゲームを遊んでいたらしいですよ」
・17枚!?
・多すぎるだろ
確か当時発売された下級生がフロッピーディスク17枚組だった筈です。
興味がある人は調べてみてください。




