#巫女とセシムの性癖煮凝り　３

「おねショタを好きな人間はその辺りの線引きが厳しいですよね」

「そこについても深く語りたい……と、思うんでちが、既に他の配信者の方が熱く語っている動画があるので、そっちに譲るでち」

・最近あったなぁ

・あの企画ももうすぐやるんだよね？

「そこは本家がありましたからね。

それでは折角ですから、まだ１ジャンルにはなる程ではないマイナーな性癖の話でもしますか」

「例えばどんなのがあるでち？」

「最近ですと……感覚遮断トラップとかですかね」

・エロトラップダンジョンでよく見るやつだ！

・最近ちょいちょい見るよね

「あれって落とし穴の下の部分で感覚を遮断されながら悪戯されて、遮断が切れた時にその時の快感が一気に来るって奴でちよね」

「そうですね。

知らない間に身体を改造されて、遮断が切れた時に脳が焼き切れるくらいの快感を一気に叩き込まれる所までワンセットじゃないですかね」

・中々にエグい

・この内容で御社は大丈夫なんですか？

「これ、多分言っちゃいけない事だと思うんでちけど……時間停止系のジャンルとどう違うんでちか？

あの系統も時間止めてる間に好きに弄り回して、時間解除したら一気に……ってパターンだと思うんでちけど」

「確かに言われてみるとやってる事は同じですよね。

でも、それこそさっきのメスガキの話みたいな派生になるんじゃないですかね？

時間停止は人間がメインですが、感覚遮断は魔物がメインだったりの違いはありますし」

・確かにそうだな

・相手の違いってのは確かにあるな

「言われてみればそうでちね。

時間停止は殆どが現代社会のイメージなら、感覚遮断はダンジョンにあるからファンタジーものって感じがするでち。

これはその時間差で一気に波が来るという表現の広がりなのかもしれないでちね」

「今生まれている新しいジャンルもひょっとしたら何かの派生なのかも知れませんね」

・下ネタの筈なのに文学的

・ひょっとして頭いい会話してます？

「そう言われて一つ思いついたジャンルがあるんでちが、言っていいでちか？」

「ええ、なんでしょうか？」

「一時期流行ったドラゴンと車の絡みは何の派生なんでちか？」

・なんか謎に流行ったよな

・あったあった

「えっと……生き物と無機物だから……いや、分かりません。

そもそもアレって何だったんですかね？」

「いや……流石にセシムにも分からんでちよ。

「これ以上深入りすると良くない気がしますね……今日はもうそろそろ終わりますか」

「そ、そうでちね」

・これ以上はいけない

・確かに良くないな

「それでは今日はこの辺にしておきましょう。

有意義な話をしてくださったセシムさんのチャンネル登録も是非よろしくお願いします」

「ありがとう、よろしくでち」

「それでは皆さまが健やかに過ごせますように」

・お疲れさまです

・楽しかったです