表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武術覚書  作者: asada11112
91/187

091 短い話 八極拳練習中の出来事

短い話

八極拳練習中の出来事。



師匠は言う

「いいか、八極拳の型に連続攻撃技があるって事は、八極拳は一撃必殺じゃないって事だ」


一撃必殺だったのはたった一人。

残り99.999%の八極拳士には一人も一撃必殺伝説はない。


という訳で、事例を示す事に。


師匠

「という訳で、asada、打って来なさい」


ひゅっ(私がパンチを出す音)


ぽん(師匠が私を打つ音)


ぱったり(私が大の字にぶっ倒れる音)


たった一発で撃沈した私の姿に静まり返った稽古場


師匠「…………………………」

生徒「…………………………」


師匠、ごほんと咳払い。

「いいか、八極拳の型に連続攻撃技があるって事は、八極拳は一撃必殺じゃないって事だ」


生徒「説得力が全くありません。」


私がゆっくり体を起こす。


生徒「あー、asada、……大丈夫か?」

私 「あ、大丈夫です。」

ふっ、ふひゅうっ、ひゅっ、

生徒「そりゃヤバい時の呼吸法じゃねーかよ!」

生徒「お前、全然大丈夫じゃねーだろ!」


その後

生徒「李老師……死んでいます……とかなったら面白かったのに♪」

生徒「七孔噴血とかー♪」

等と無責任発言をするメンバー多し。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ