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武術覚書  作者: asada11112
58/187

058 練到骨髄

練到骨髄


B壇系のS老師が明かした武術の段階。


放鬆

伸筋抜骨

打透筋骨膜

練到骨髄


少林拳では、

易筋経が伸筋抜骨・五行之気で、

洗髄経が打透筋骨膜・練到骨髄の鍛錬。


師匠の

場合、型(套路)の鍛錬で自然に練到骨髄に達したとの事。

師匠「套路の練習中に気や勁が骨髄の中を通って足から登って拳先まで達したから、それの事だと思う」

 

その後、

師匠は自分の状態を参考に、

何が練到骨髄の鍛錬にあたり、

何か練到骨髄の発勁なのか、

理論建ててしまった。

(この辺りの話は短編のエッセイ『八極拳の熊歩・震脚』に詳細を書いています)



とんでもねーわ、この人。


冗談抜きで『なろう小説の主人公』になれそうだわ。


ここで新しく書けるような情報はないが、

取り敢えず、

間違った中国武術の情報を描いたとある漫画に文句を。


無空波は一発打って身体がボロボロになってしまったようだが、

『練到骨髄の発勁』は、同じように高い周波数の振動で相手にダメージが与えられて、

しかも何度も打てるし、

身体もボロボロにはならない。


てことは、これに関しては、

中国武術の方が上だよね!、


師匠が何時も言っているのは、

「主人公の古武術の箔付けの為に敵役で雑魚っぽい相手で中国武術を出すのはいー加減やめてほしい!」

だつたりする。


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