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武術覚書  作者: asada11112
139/187

139 武術的な『痛み』(短め )



武術の『痛い』と普通の『痛い』の違い。


「力を抜いて打撃を受けると痛くない」


と言う話は、

武術の話題として聞いた事が有ると思う。


何か遠い別世界の話として、

全く違う技術の話と思ってしまったかもしれない。


しかして、

これは私でも出来る範囲での話である。


師匠が、

生徒の打撃を食らって見せて、

平気な顔をしている。


師匠「力を抜いて受ければ痛くない」


と言う。

生徒同士で打撃を受けてみる。


‥‥普通に痛い。


師匠「でも普通に即反撃が出来るだろ?、力をガチガチに入れて受けてみな」


同僚が私の胸を打つ。

べしっ!

ぐええっ!


師匠「少しの間、固まって動けなくなっただろ?、

それが、『武術的に痛い』だよ。

動きが一瞬止まってしまうのが武術では、致命的なんだよ。

武術では、その一瞬を絶対に逃さない。

そこを捉えてボコにされる。

力を抜いて受ければ、

いてーじゃねーか!って即反撃出来るだろ。

俺だって普通に皮膚は痛いぞ?、

ただ、武術ではそれを痛みとしてカウントしていないだけだよ」


との事。


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