113 密教の三密について
密教の三密(身・口・意)について
最近は流行風邪の、「三密を予防」
のせいで、書きにくい。
密教の御神仏の力を行使する為に、
僧侶が使う三つの方法の事。
「身・口・意」の三つが揃って、
初めて法力が顕現する、と密教では考えている。
御神仏に繋がる『アクセスキー』である。
(ここの『052』を参照すると良い)
密教思想的には御神仏と儀式を行う僧侶が繋がりを持ち、
衆生の願いを御神仏に伝えて、御神仏が衆生を救う為に力を使う。
『身』のアクセスキーとは『印』(ムドラー)の事で、
一番ポピュラーなのは仏像が時々不思議な形に手を組んでいる、
あれで有る。
あれが一つ目のアクセスキーである。
一番簡単なのが『合掌印』、
手を合わせる事。
手の印について、特殊な『秘伝』がある。
合わせ目の作り方、である。
手や指がくつっいた部分、
隙間が無くなり、かつ二つに分かれている。
『隙間』でもなく『一つ』でも無い。
どちらでも無い状態、
(シュレディンガーの猫と言えば良いのか)
そこから御神仏のエネルギーがやってくるとされる。
密教の儀式についても、
一般人が見てはいけない部分は、そう言うシュレディンガーの猫状態を作って、
神仏界からのエネルギーを繋げる場を作っていると見て良い。
因みに、ヨガのポーズも印の一種で有る。
あとは文字、空中に経文や梵字や図形を書くなどの方法があり、
なろう界隈だったら、
魔法陣という事になる。
杖で空中に魔法陣を描く、
予め札や地面に書いておく、
食べ物に書いて相手に飲ませる(口入れと言う)
秘伝として、
舌で口の中に描く、と言う方法もある。
ちなみに、略される事は絶対にない。
『合わせ目の秘伝』の詳細については、書けない。
(どんなバチが当たるか分かったもんじゃあない)
次は『口』、言わずと知れた真言である。
これも、なろう界隈では呪文としてポピュラーだが、
『無詠唱』は絶対にない。
口の中でモゴモゴと、わからない様に唱えている、
或いは『頭の中』で声を出して唱えている。
唱える時間は絶対必要。
二重詠唱は存在しているのをこの前初めて知った。
漫画『ほん怖』で、密教僧侶が、
口で唱えるのと別のマントラを頭の中で唱える、と言うのをやっていた。
『意』とはイメージ、で有るとともに『意味』でもある。
僧侶ならば、例えば光明真言を唱えつつ、大日如来に衆生のこれこれこう言った願いを叶えて下さい、と心の中で頼み込む、とか。
イメージに話を戻すが、
大体は金色の梵字や経文や魔法陣や御神仏の姿(特殊な書き方)を思い浮かべるなどする。
悪人か悪用しない様に、
御神仏の力へのセキュリティーは厳重にしてあり、
上記のアクセスキーは絶対に必要で有る。
ただし、上記のアクセスキーは、
メーカー側の教科書通りのものであり、
霊能者なんかは『視える』ことを使って、
それ以外の方法のアクセスキーを御神仏から『授けられる』事がある。
師匠と組んでる(?)霊能者は良くそう言ったアクセスキーを手に入れるが、
三密とは違い、
指紋認証や網膜認証の様なもので、
時間的にはとても短縮される。
種類そのものが違うと考えて良い。
その切っ掛けとかは完全に、
RPGゲームのクエストみたいである。
一応、
霊能のある整体関係者に高いお金を払って(整体の授業料金として)授けて貰ったのだが、
武術の師匠に、
「それ、ウチの武術には合わないから、システム壊しちゃって良い?」
と言われ、
了解して整体ごと使えなくなってしまった。
(と言っても使えた自覚は全く無い、何しろ『視えない』ので)
ほん怖読者ならもう既に知っている事であるが、
一般の人間、アクセスキーを独自に手に入れられない人間は、
師匠よりキチンと『対面で授けられた』三密でない限り、
効果は無い、プラス『禁忌』で有る。
越法罪と言われる仏教の罪に問われる、(問うてくるのは御神仏であるから、マトモに成仏したい方はやらない様にして、やった人は素直に御神仏に謝りましょう)
と、上記の文を書いた瞬間に測った様に電源つけてたPCがポロンと鳴った、
怖い。
普通になろうオリジナルの魔法はあり得ないので大丈夫で有る。
リアルは辞めておこう。
そう言えば昔、
『ろひさとぶあ』と言う漫画家が、
リアル西洋魔術・カバラを使ったファンタジーエロ漫画を書いていたが、
短期間で腱鞘炎を起こして漫画が書描けなくなってしまった。
果たしてバチが当たったか?、
何気に禁忌の呪文を描いていたりした。
注釈で『この呪文は唱えるな!云々』と書いていたが‥‥。




