第12話 ―夢人(サキュバス)―
ちょっと思うところがあって書き溜めてた分を書き直したので、遅くなってしまいました。申し訳ありません。
魔術の訓練は、昼食を挟んで6時間ほどで終了した。
本当に地味な内容で、“双躯式”には挑戦するところすら行かなかった。
悠達としてはまだ続ける意志はあったのだが、カミラが言うにはこの訓練を長時間続けることは体に悪影響が出る可能性が高いそうだ。
魔道の位階の低い者は、高濃度の魔素が満ちる魔界において中毒症状を起こすことがあるが、このまま訓練を続ければ高い魔素耐性を持つ第三位階である悠達にも同様の現象が起こるのだという。
魔道の行使には、魔力を発生させる魔素が必要となる。
しかし、魔界のように潤沢な魔素が無い空間で魔道をどう用いるかといえば、その使い手の体内に含まれている魔素を用いることとなる。それは、魔界で用いる魔道よりも強い負担を身体に強いるそうだ。
先ほどまで、悠達の体内の魔素は活性化し魔力を放出しており、その魔力は悠達の身体に毒素のようなものを蓄積させている。そしてそれは今、悠達の身体の許容量を少しだけ超えているらしく、これが更に進むと、いわゆる魔素中毒と同様の症状に陥ることとなる。
1日を置いてその影響を抜く必要があるため、今日一日は魔道の使用も禁じられていた。
ある人物が魔素から引き出した魔力に耐えることができる総量を“許容魔力”と呼び、位階の他に魔道の力量の一つの指標になる。
より大きな魔力を扱うことが出来れば、魔道も比例して強力なものとなっていくからだ。
許容魔力を少しだけ超えた緩慢な負担をかけることで、次第に身体を慣れさせながら許容魔力を伸ばすことも訓練の一環らしい。
……もっとも、許容魔力だけ伸びても魔力を使う技量が足りなければ活かせない。カミラの魔術の訓練は、普段は本能的・無意識的に行っている魔力の操作を意識的に行う訓練も兼ねていた。
「あなた達の体の状態を的確に把握できるこの夢幻城の中だからこそ効率的に行える訓練です。如何に魔道大国である帝国でもこれは不可能でしょう。ふふふ」
と、カミラは無表情のまま平坦な声で、どこか「ドヤァァァ」みたいな擬音が聞こえてきそうな様子で胸を張っていた。
ちなみに、三人の許容魔力では悠がダントツで上だった。
美虎、伊織が同程度で100前後とするなら、悠は300に迫る値らしい。それが具体的にどの程度の価値を持つ数字なのかは良く分からないが、何となく嬉しいものがあった。
さて、残った自由時間な訳だが……それならそれで、できる訓練がある。
魔道を用いない、戦闘の訓練だ。
悠の剣術は、いまだに素人に毛が生えた程度である。
“斯戒の十刃”の性能を活かすためにも、剣という武器に対する習熟は必要不可欠であり、それは悠の日課になっている。
この場で悠の剣術の訓練を付けるのは無論、剣士である島津伊織だ。
この他、悠に剣術の稽古を付けてくれる人物としてベアトリスがいるが、彼女は多忙の身であり悠一人に関わっていられる時間は少ない。したがって、悠の剣の心得の多くは、伊織から学んだものである。
美虎とカミラは夕食の準備のためにその場を辞しており、悠、伊織、レミルの3人がその場に残っていた。
「悠は、見えすぎるのが仇になっているのかもしれないな」
それは、悠が5連敗を喫した後のことだ。
汗だくでへたり込む悠をけろっと見下ろし、伊織はそんなことを言ってきた。
悠は息を整えながら、きょとんとした表情で言葉を返す。
「見えすぎる……ですか?」
「うむ」
伊織は頷き、自らのつぶらな瞳を指差しながら、
「お前のその超人的な動体視力は確かに極めて強力な武器だ。だが、それ故にお前はそれに依存し過ぎている……ような気がする」
伊織は、自分でも言いたいことが纏まっていないのか、唇に指を当てて何やら悩ましげに眉根を寄せていた。
彼女だってまだ16歳、剣術も精進中の身である。誰かにものを教えるというのは、本来は荷が重いことなのだろう。だがそれでも伊織は真剣に考えながら、悠の訓練に付き合ってくれていた。
悠にとって、頭が上がらない一人である。
「……お前は待ち癖が付いている。自分から攻め込むのは得意ではないだろう?」
「そう……ですね」
言われてみれば、その通りである。
いつの間にからか、如何様にも動ける構えを維持し、この動体視力で相手の動きをつぶさに観察し、相手の取る行動に確信を持ててから対応する戦術が、悠の身体に沁み付いていた。
自分が次に取れる行動が制限される攻め手から戦いに入ることは皆無とは言わないまでも、かなり少ないと言えた。
――目に頼り過ぎだよ。
アリエスに言われた言葉が思い出される。
「格下の相手ならばそれで良いと思うが……やはり、その戦い方では限界が見えていると思う。特に絶対的な一芸を持たない自分達のような未熟者はな。もっと……何というか、可能性を広げるべきではないだろうか」
「可能性……」
藤堂正人が語っていたことを思い出す。
――戦いにおける強さとは何か。
力が強いこと、
頑丈な身体であること、
素早い動きが出来ること、
精妙な技巧を有していること、
強力な武器を持っていること、
頭の回転が速いこと、
特異な能力を有していること――
それは全て、強さに繋がる要因の一つである。
では何故、それらが強いこと――勝つことに繋がるのだろうか?
改めて問われて、当時の悠は答えることが出来なかった。
伊織の言葉に、あの時の問答がデジャブしている。
可能性を広げること。それはすなわち、
「……戦いの選択肢を広げる」
伊織は満足げに頷いた。
「そうだな、そういうことだ」
先ほど挙げた諸々は、要は戦いにおいて取ることのできる選択肢を広げる要因である。
強いこと――それはつまり、より多くの有力な選択肢を持つことだと、正人は語っていた。
「もっと、自分から積極的に動くこともした方がいいと自分は思う。
……幸い、というのも何だが……お前の身体は、多少のリスクは無視できる能力がある訳だしな」
「……そうですね」
確かに、自分は少し臆病過ぎたのかもしれない。自ら選択肢を狭めていた。
先ほどの5連敗も、伊織の攻めに対応しようとして失敗した結果の敗北である。
思えば、昨夜のアリエスとのゲームは、悠が彼女を攻める内容であった。
自分にもっと巧い攻め手があれば、彼女を捕まえることも出来たのだろうか。
アリエスに目にもの見せてやるかもしれないと思えば、更にやる気が湧いてきた。
「よしっ」
では、次は自分から攻めてみようかと悠が意気込み立ち上がると、
「なーなー、何でイオリはそんな固いしゃべり方をするのだ? 我はもう一つのしゃべり方の方が楽しいと思うぞ!」
ちょこんと座って稽古を見学していたレミルが、そんなことを言って来た。
褐色の幼く愛らしい容貌、その金色の瞳に浮かぶのは、ひたすらに無邪気な好奇心だ。悪気など全くない。
だが伊織はひどく取り乱した。
頬は上気して赤くなり、先ほどまで水のように冷静だった剣道少女の仮面は、一瞬で剥がれ落ちる。
「よっ……余計なお世話ばい!」
「うん、それだ! 我はそっちの方が好きである! なあ、ユウもそう思うであろう!」
「えっ……」
いきなり話を振られて、悠は面食らう。
じとっとこちらに半眼を向ける伊織と、ただ無垢に見上げてくるレミル。
さてどうしようかと考え、結局は正直に答えることにした。
「うん、僕も……伊織先輩の方言は好きですよ」
「う、うぅぅ~……!」
唸り、複雑な表情を浮かべる伊織。
恥ずかしそうな、怒っているような……でも満更でもなさそうな顔である。
「おいは――ごほんっ! おほんっ!
……自分はな、剣道の特待生として上京したのだが……この方言でからかわれたことがあるのだ。まあ、苛めというほどでも無かったのだが……さすがにこうも極端な方言だとどうしても浮いてしまって、な……」
「その時代劇みたいな話し方も十分に浮くと思うんですが……」
思わず突っ込んでいた。
しまった、と思ったがもう遅い。
「うぐっ!」
伊織が呻きながらくずおれる。
「し、仕方なかったばいぃ……あの時ハマッてた剣客アニメがあって、ついつい主人公の話し方に引っ張られて……」
悠は割とアニメが好きな方である。
女が主人公の剣客アニメ、と聞いて悠に思い浮かぶものがあった。
「あ、もしかして深夜にやってる上杉謙信のやつですか? 面白いですよねー、あれ」
「……っ!」
伊織の顔ががばっと上がる。その目は、マタタビを見た猫のように昂っていた。
一瞬で立ち上がり、悠に詰め寄って口を開く。
「そう、そればい! 戦国エインフェリア! マイナーなアニメだけど、悠は知っとっとか!」
上杉謙信の女性説を採用した作品で、彼女が様々な時代から集った豪傑・英雄達と戦うという内容である。
凛としながらも愛嬌ある性格の上杉謙信の活き活きとした活躍がとても気持ちいい作品だった。
今は第3部の三国志編を終え、第4部のナチスドイツ編に突入したところだ。
朱音には、「上杉謙信が女なのもどうかと思うけど……何でこんな露出度高い鎧来てるの? 恥ずかしくないのかしら」などと真顔で浪漫の欠片もないことを言われた。
酷いと思うし、あの時、胸元の開いたタンクトップと下着みたいな面積のホットパンツしか着ていなかった朱音がそれを言えた義理では断じてないと思う。
……怖くて言えなかったけど。
「絵がすごい綺麗だったんで興味もったら面白くて……1話から最新話まで見ちゃいましたよ。
……伊織先輩、アニメ見るんですね?」
正直、意外であった。
剣道少女である彼女はいわゆるスポーツマンであり、その手の趣味は持っていないと思っていたのだ。
伊織が拗ねるように唇を尖らせた。
「わ、悪いとか……?」
「い、いえ、別に悪いなんて……僕は、嬉しいですよ? 知ってる人少ないし」
アニメを見ている、というのは普通に明かしていることだが、深夜にやっているようなマイナーな作品だとやはり知っている友人は限られるのだ。
元の学校のクラスメートでも知っているのは1人だけである。
まさか、こんな近くで語れる相手がいるとは思わなかった。
……アニメに口調が影響されるほど、となると更に少数派な気もするが。
「……そ、そっか! おいもあんま話せる相手おらんかったとよ!」
伊織は表情をぱっと輝かせていた。本当に嬉しそうだ。
すっかりテンションの上がった伊織は、ずいを顔を近付けながらまくし立てる。
「悠はどんキャラを好いとっとか!? おいは謙信もだけど、紫式部とかジャンヌ・ダルクとか孫尚香も――」
あ、それぜんぶ貧乳キャラですね――と思わず口に出しそうになったが、何とか止めた。
すっかりスイッチの入った伊織は、やや気圧される悠に向けて尚も語り続ける。
「――もう完全にハマって、つい原作も」
「……えっ、原作?」
戦国エインフェリアは、もともとはゲームである。
悠も興味をもって手を出そうとしたのだが、ある理由で断念したのだ。
自分が手を出すことは、この国の法が許さなかったし、悠はそれを律儀に守って諦めた。
何故なら――
「原作って……18禁ゲームでしたよね?」
「う゛っ」
伊織が呻きながら停止した。
顔は真っ赤に、目は泳ぎ、唇は戦慄いている。
恥ずかしそうにぷるぷると震えながら、弱々しい声を出す。
「しょ、しょうがなかとよ……? だって、移植とかされとらんかったばい……」
「いや、別に責めてる訳じゃなくてですね……」
……この人、どんどんイロモノな方向に進んでいくなあ。
とは正直思ったのだが、きっと傷つくので口には出さなかった。
それまで黙っていたレミルが、悠の袖をちょんちょんと引っ張ってくる。
「なーなー、ユウ。じゅうはちきんげーむって何だ?」
「えっ、それは……18歳になるまで遊んじゃ駄目なゲームだよ。ゲームってのはほら、僕の携帯に入ってたみたいな……」
レミルは子犬のように小首を傾げて、
「何で18歳になるまで遊んじゃ駄目なのだ? 面白いのに遊べなかったら可愛そうではないか」
「えっ!? い、いや、それは、その……あの……」
似たような概念は、きっとこの世界にもあるはずだ。
だが、それを幼いレミルに聞かせて良いものかどうか、悠は逡巡していた。
しかしこう見えても聡いレミルは、悠と伊織の反応で何かを察したようだった。
「あっ、分かったぞ! えろいことだな! えろいから子供が見ちゃ駄目なのだろう!」
悠は思いっきり頬を引き攣らせる。
伊織も似たような表情をしていた。同時に浮かぶ諦めの色は、きっと自分の顔にも浮かんでいるものなのだろう。
内心でカミラに謝りながら、レミルの言葉を肯定した。
「……うん、まあ。そうなんだけどさ……」
得たり、とレミルは白い歯を見せ満面の笑みで、伊織をびしっと指差した。
「じゃあ、イオリはえろい奴なのだな! 我もえろい夢にしてやった甲斐があったぞ!」
「き――」
伊織が変な声を出して硬直した。
「……え?」
夢……?
レミルの発した良くわからない言葉に、悠は首を傾げて様子を見守る。
レミルは誇らしげに薄い胸を張っており、そのあどけない褐色の顔には良い仕事をした職人のような満足げな表情が浮かんでいる。
一方の伊織は、何と形容していいか分からないような表情を浮かべ、愕然とした様子でレミルを見下ろしている。
例えば、推理小説を手に取ったら1ページ目に「犯人は○○」と書いてあったらこんな顔になるかもしれない。
「き、き、ききき……」
その唇が、意味の分からない声を漏らし続ける。
やがて、金縛りが解けるようにその身は動きを取り戻し、
「きさんかああああああああ! あの破廉恥な夢見せたのはああああああ!」
吠える伊織が、レミルの肩を掴んで揺さぶった。
レミルは首をかくんかくんさせながら、目を白黒させている。
「な、何だイオリ! どうして怒っておるのだ!? あんなに触手いっぱいのえろい夢を――」
「いらんわああああああ! あんな面妖な生き物に身体をまさぐられて喜ぶ変態がいるかああああああ!」
「何を、言うっ、のだ! 触手マッサージは、スライムマッサージと、並んで、女子に人気のある、産業でっ、お肌にも良いと――」
「知るかああああ! そんな異世界文化知るかあああああ! おいがどんだけ悶々と悩んでたと思っとるかあああああ!」
怒髪天を衝くといった様子でレミルに食い掛かる伊織。
悠は事態に置いてきぼりを食らいながらも、夢という言葉から今朝の伊織の様子を思い出していた。
(……そういえば、触手ーとか叫んで起きてたっけ)
よほど嫌な夢を見たのだろうか、その後の伊織の様子はしばらくおかしかったのだ。
二人の遣り取りから状況を察するに――
(――レミルが、伊織先輩に触手が出てくる夢を見せた?)
……他者に夢を見せる。
この褐色の童女には、そんな魔道の能力があるということだろうか。
そこまで思って、悠の頭に閃くものがあった。
「ぜぇー、ぜぇー……」
叫び疲れたのか、レミルの肩に手を置いたまま息を荒げてる伊織。
よほど、触手の夢とやらがトラウマになっていたのだろうか。
驚いていたレミルは、ようやく伊織の心情を察したのか、はっと目を見開いて、
「まさか……豚人の方が良かったのか? でもなイオリ、本当の豚人はとても知性的な文明人でそれは差別――うみゅぅぅぅっ……は、はなへぇっ……ぶ、ぶれぇものぉっ……!」
レミルの餅みたいな頬っぺたをぐにぃっと引っ張って黙らせる伊織。
じたばたと抵抗するレミル。
「ふみぃぃぃぃっ……!」
「ふ、ふふふ……いい声で鳴きおるばい……」
伊織の様子が何やら危うげになってきたので、止めるためにも悠はレミルに問いかけた。
「レミル……君は、夢人なの?」
「……夢人?」
伊織がきょとんとしながら手を離す。
その隙に逃げ出したレミルは、伊織と距離を取ってから両手を腰に当て、えっへんと胸を張った。
「然り! 我は世界でも極めて稀な夢人である! 別に隠していた訳でもなかったが、ようやく気付いたか!」
夢人――希少亜人種の一つに数えられる亜人であり、中でも極めて特殊な生態と、それ故の数の少なさから、希少亜人種中の希少種と言われる種族だ。
女性しか存在しないという特異な亜人で、確か公式に確認されている個体数は20人にも満たないと言われている。
物理的な栄養の他にも、他者の感情から発せられる精神的なエネルギーのようなものも好み、夢の中に侵入して刺激的な夢を見せ、食事を行うこともあるのだと書いてあった。
「つまり君は、伊織先輩の夢の中で“食事”をしてたってこと?」
「うむ、久方ぶりで美味であったぞ」
「別に触手責めはしなくて良かったんじゃ? 確か、そういう夢じゃなくても良いんだよね。すごい楽しい夢とかでも……」
伊織が夢を思い出したのか、身を抱き締めて震わせながら声を上げる。
「そぎゃんばい! おいがどれだけ怖かったか分かっとっとか!」
「だ、だってだって……“夢幻”の皆は、夢の中だけど触手マッサージなんて贅沢できて嬉しいって言って我を褒めてくれたのだ! イオリも喜ぶと思ったんだもん!」
「贅沢なんだ、触手マッサージ……」
最近は割と慣れては来たのだが、改めてここが異世界であるということを思い知らされる。帝都にも触手マッサージ屋とかあるのだろうか。
……とにかく、レミルには悪気が無かったようだ。
食事を兼ねていたとはいえ、彼女なりに伊織に喜んでもらおうという善意の行動だったのだろう。
「でも、ほら……伊織先輩はとても嫌な思いをしちゃったんだし……ね、謝ろう?」
「うぅー……ごめんなさい……」
レミルはまさか怒られるとは思っていなかったのか、切なげに唇を噛みしめていた。
こちらを上目遣いで見てくる瞳は潤んでおり、こっちの方が罪悪感を感じる姿である。
伊織の方をちらりと見ると、彼女もどこか気まずげな表情であった。
こちらを一瞥し、やがて小さくため息を吐く。
咳払いをして、お澄まし顔で口を開いた。
「まあ……もう今朝みたいな面妖な夢を見せないなら、許してやっても良い」
「おおっ!」
レミルの表情が輝いた。
伊織にとてとて近寄りながら、悠をちらりと一瞥し、
「そ、そうか! じゃあ今度はお前の好きな男と一夜を過ごす夢を――ひんっ」
頬を赤くした伊織に、頭を小突かれるのだった。
今やってるある作業が終われば更新ペースは大幅に上げることが出来るので、お待ちいただけると嬉しいです。




