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恋時計  作者: のん
12/20

12.赤信号

暑い・・・・・・。

でわ、どぞ。



「あっ真希遅いよ~?やっと来た!!!」

「ごめんごめん。何か混んでてさ」

「そぅ。あっ紹介まだだったね。」


璃嘉は傍にいた男の人と手繋いで、私に話しかける。


「岡村圭。私の彼で、幼馴染。」

「岡村圭です。いつも璃嘉がお世話になってるみたいで・・・・」

「わッ真面目!!!てかむしろ、私の方がお世話になってる感じなんで。」

「もー真希ったら。

 てか、海君遅くない?」

「だね。遅刻かな。」


圭君は璃嘉が大好きって感じで。

温かいっていうか。

ほんわかした雰囲気を放ってる。


「海・・・・。遅いな。大丈夫かな。」


何か、あったんじゃないかな。


「真希?先店入っとかない?」

「あっ二人で先行ってて?私、アイツ探してくる。」

「分かった。気をつけてよね?じゃ、圭。行こう?」

「おう。」


嫌な予感が私の頭を駆け巡る。


アイツに何かあったら私。

・・・・想像も出来ないよ。


海の家へと走る。

交差点があって、信号が赤になる。


「ッチ。」


軽く舌打ちする。


私の不安はこの赤信号のように、高まってゆく。

血の気が引いてゆく。


だって。

だって其処には、信号の先で倒れてる、アイツの姿があった。


「------海っ!!!!!!」


赤信号なんて無視して、道路突っ走る。


そしたらデッカイトラックが私の方に向かってきた。



ーーードンッーーー



次回:病院に運ばれた先でーーーーーー。

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