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一話

結婚を考えていたけど…の最終章です。

結婚を考えていたけど…

彼結婚を考えていたけど…後日談 彼女編を見てから

見ていただけるとわかりやすいのである

よろしくお願いいたします。

会社に入社してから2年。


男は充実した毎日を送っていた。


その男はイケメンで仕事も出来ると評判だった。


その男は今までの人生で

自分に堕ちない女などいないと思う程

上手くいってた。

遊べる女も声を掛ければすぐ見つかり

女からも声をかけられる。

そのくらいイケメンだった。


しかし入社当初から

ずっと気になっていた同期の女性がいた。


彼女にアプローチは続けていたが

別な男と付き合い始めた。


初めて挫折を味わった気分だった。


「なんで俺を選ばないんだ!」


と毎日のように思っていた。


人生が上手くいき過ぎていた男は

プライドの塊のようになっていた。


しかしそんな姿を見せてはいけないと

隠す事がとても上手かった。


周りから見ると好青年である。


会社が終わり

同期みんなで呑みに行くことになった。


珍しく気になる同期の女性が

酔っ払って愚痴を言っていた。


隣に座り話を聞き出すと


なんと、彼氏がマグロらしいのだ。


「男でそんな奴いるのか?」


とも思ったが、

本当にそうらしい。


どうして欲求不満気味になってしまうらしい。


普段はこんな事を言う女性ではないのだが

今日はすごく酔いが回ってしまってたようだ。


「これはチャンス!」


男は女性が酔い過ぎてしまったと言い

送って行くから先に帰ると同期達に伝えた。


普段から会社では好青年を演じている為


「よろしく!」


と同期達に見送られた。


女性もふらつきながらも 


「ありがとう。よろしく。」


と言ってきた。


タクシーを拾い女性のアパートに着いた。

部屋まで送っていき

ベッドまで肩を貸しながら歩いた。


ベッドに横にならせ眠るように促すと

彼氏と勘違いしているのか

彼氏の名前を呼びながら抱きついてきた。


男は我慢の限界だった。


ベッドに押し倒し

抱いた。

一心不乱に激しく求めた。


男が女性に対してここまで求めたのは

初めてだった。


女性も疲れ果てそのまま寝てしまった。


これが始まりだった。


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― 新着の感想 ―
[一言] チャンスと思えるのは障害者(誤字ではない)
[一言] 今まで浮気女は論外と思ってたけど、彼氏がマグロだったと聞いて少し見方が変わりました。流石にそりゃアカンわ
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