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第41話〜天使様の極楽マッサージ〜

短めかつ早めの時間ですみません!明日(月曜)朝早くて……


それではどうぞ!

「よし、これで終わりだな。」


「お店の掃除って大変なんだね……」



無事にお店も今年最後の営業を終えて次の日、つまり28日。の、夜だ。


まる1日かけてお店の掃除を全部終わらせたのだが、さすがに疲れた。でも一日で終わるとは思ってなかった。人が1人いるだけで全然違う。


「って言っても1人でやるのと2人でやるのじゃ全然違うかったけどな。やっぱり助かる……」


「実感が凄い篭ってるねぇ、役に立って何よりだよ。」


「にしても明日1日浮いたなぁ…どうしよ?」


何かやりたいことでもある?と彩月に目を向けてみる。すると考えながら


「うーん…たまには怜侑くんのやりたいこととかないの?明後日は付き合ってもらうとしていつも付き合ってもらいっぱなしは悪いし…」


と言ってくれた。…優しい。けど、あんまりやりたいことが……あー、無くはないか。


「久しぶりに釣りに行きたいなぐらいだけど釣れなきゃ退屈だろうしそんなに気にしなくても…」


「釣り?怜侑くん、釣りやるの?」


「ほんとにたまにな。頻繁に行くほど余裕はないし」


「釣りしたことないんだよね。…やってみたいかも、だめ?」


「まあ、全然いいけど…朝早いぞ?」


「じゃあ今日は早めに寝ないとね。」


寝かしつけてあげるね、と言われたが今日も同じベッドで寝るつもりだったのか…?

流石に昨日だけだと思ってたんだが……


そう言うとサラッと無視し、さ!ご飯作るね♪と言って台所に消えてった。


いや、まあ…うん。釣り道具の準備しようか。



「ご飯できたよ〜」


「ん?ああ、任せっきりにしてごめんな。ありがとう、すぐ行く。」


「ううん。用意してくれてたんでしょ?それに好きな人にこうやって尽くせるのって幸せだしさ」


面と向かって言われると恥ずかしいんだけど狙ってるよな。けど、こうして誰かに作ってもらったご飯って美味しいんだよね。不思議。


「…食べよう、冷める前に。」


「あ、照れた。可愛いなぁ。」


「俺に対する可愛いは褒め言葉じゃない。」


ご飯も食べ終わった現在。彩月がお風呂から上がったら話そ?って言うので待っているんだが、待っている間に明日の釣りのプランを練る。

あ、ちなみに片付けや洗い物は流石に俺がした。何から何まで彩月に任せっぱなしは申し訳ないし俺が駄目人間になる。


「んー、やっぱり初めてだとこっちの方が釣りやすいよな。…でも寒いか?いや、その辺は何とかなるか。あーでもこっちでもいいな」


「上がったよ〜、怜侑くん?」


「んー、終わったあとこうした方がいいか…」


「怜侑くん?聞こえてる?おーーい!」


「え?ああ、すまん。上がったんだな。」


「………何してたの?」


「明日の確認。ごめんな、気が付かなくて。…お話しようか」


「うん。あ、そうだ。…頑張ったご褒美を上げないとね。なんだかんだ忙しくて上げてなかったし」


あ、そういやそんなものもあったな。俺も忘れてたわ。


「前は耳かきだったから今回は別のものね。…あい、ソファに寝転んで〜」


「?わかった。」


何をされるか分からんが、言われた通りにする。


「じゃあ始めるね。……やっぱり凝ってるね。疲れ、取れてないんじゃない?」


マッサージかい!と思ったのもつかの間、こいつめっちゃマッサージ上手い。


「んん……上手いな、気持ちいい。」


「ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね〜」


「痛っ…く、ない。あー、そこ」




この後1時間ぐらいずっとマッサージをしてもらっていた。…1時間もさせてしまったの、ホントに申し訳ないがお店で働いてたのか?ってレベルで気持ち良かった。


今度何かお返ししよう。

もうすぐ100ブクマ達成できそうで嬉しいです。新作準備もせっせこしてますが、この作品は100超えたら次何を目標にしましょうかね


それではまた次のお話であいましょう

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