第40話〜安らぎの1幕〜
ちょっと忙しいので短めでごめんなさい!明日も投稿頑張るんで許して〜!
「おはよう、怜侑くん。」
目が覚めると既に彩月は起きていた。安らぎを感じる微笑みを浮かべてこちらを見ている。
「おはよう、彩月。ゆっくり寝れたか?」
「もちろん。怜侑くんの寝顔も堪能できたし、ね?」
「見て面白いもんでもないと思うが…」
そう言いながら起き上がる。…さて、まずは朝ごはんを作らんとな。
「朝ごはん食べるか。…ご飯食べた後軽く仕込みして、その後何しようか」
「冬休みの課題、やったの?」
「あ………」
やってない。………やりますか。学生だし一応ちゃんとやらないとね。何はともあれ朝ごはん食べるか、お腹すいた。
「はい、ここはこうするの」
現在、彩月に見てもらいながら課題をこなしている最中だ。ご飯を食べたあと、私が見てあげるよ!と言って貰えたので見てもらってる。
ちなみに隣に居る。…近いし色々当たるのでほんとに真剣にやらないと集中できない。
それとなく離そうとすると
「…嫌だった?そうだよね…ごめんね…」
なんて言いそうなので言えない。甘んじるしかない。…まあ、幸せなのでいいんですけど。
「そろそろ休憩しよっか。お昼ご飯だし。」
「そうだな。…あ、そういや彩月。これ11月分のお給料。渡すのが遅れて悪い。」
「要らないって言ってるぐらいだからいいんだよ?…って、ちょっと多くない?」
「ん?ああ、年末のボーナス込みだ。好きなもんでも買ってくれ。」
そう言うとサラッとそういうことするんだから…なんて言うが、年末にボーナス貰えると嬉しいだろうぐらいの感覚だ。
「お店休みに入ったらお買い物付き合ってくれる?」
「もちろん。その期間は遊びたい放題だな。」
「じゃあその為にも課題を終わらせないとね?」
うぅ…。勉強はあんまり得意じゃないんだよな。けどやらなきゃ行けないので頑張るしかない。
「ほら、終わったらご褒美あげるから頑張って。」
ご褒美と聞くと嬉しくなる分まだまだ子供なのかな。でも仕方ないよね、嬉しいもん。
「可愛いなぁ」
「うるさい」
男に可愛いって褒め言葉なんだろうか???
それではまた次のお話であいましょう




