第36話〜続、デート〜
イルミネーションの所まで書こうかなと思ったのですが、キリが良くなさそうだったので短めでごめんなさい!毎日投稿頑張るんで許してください…!
それではどうぞ!
「パジャマ?」
「うん!怜侑くん、パジャマもってないでしょ?だからどうかなぁ…って」
「それはわかるんだけど…着ぐるみ?」
「似合うと思うよ?怜侑くん猫っぽいし」
おいこらどういうことだ?と思ったものの、彩月がダメ?と上目遣いしてくるので買うことにした。…あれには、勝てない。
その代わり彩月にもうさぎの着ぐるみを着てもらうことにした。俺だけというのはなんかね?
「さて、お土産も一通り買ったし…そろそろ彩月の欲しいものを買いに行こうか。」
「ほんとにいいの?」
だめなら言ってないよと返すと、じゃあ…と言われてひとつのお店の名前を言われたのでそちらに向かう。
そうしてついたのが家具なんかを扱っているお店だった。何でも、お揃いのカップが欲しいのだとか?
確かによくコーヒーや紅茶飲むしちょうど欲しくなってたところだったし。
「にしても、本当にカップなんかでいいのか?」
「そういうのがいいの。ふとした時に幸せになれるでしょ?」
なるほど。ふとした瞬間に幸せを感じたいというのはわかる。
「どれがいいと思う?」
「そうだな…これとか?」
俺が選んだのはステンレス製のもの。…どうやら名前を入れてくれるサービスがあるらしく、お互いに名前を入れればいいんじゃないか?と思ったのである。
「怜侑くん、シンプルなデザインの方が好きそうだもんね。それに…名前か。いいね!じゃあこれにしよ?」
「いいのか?他も見なくて」
「選んでくれたものがいいな〜って。」
「じゃあ、買おうか。…すみません、これください。あ、名前のサービスもお願いしますね」
俺と彩月の名前を入れてもらいお会計をする。値段は6000円ぐらいとそこまで高くなかった。
「そろそろ帰らなきゃだね」
「…だな。来年は1日休みにして楽しもうか」
「来年も一緒にいてくれるの?」
「彩月から離れない限り俺から離れる気はないよ。」
「私も、怜侑くんを見捨てたりなんかしないよ。」
じゃあ来年も来れるな、と笑い合いながら俺たちは帰ることにした。
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それではまた次回のお話であいましょう!




