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第24話〜突然のお泊まり会〜

短くてごめんなさい&更新遅くなってごめんなさい。


次パート彩月ちゃん視点かもしれぬです


それでは、どうぞ!

「ねえ、明日って休みだよね…?」


「ん?まあ…確かに明日は祝日だな。それがどうかしたか?」


「泊まっちゃ、だめ?」


流石にそれは…と返そうと彩月を見て、辞めた。なぜなら彩月の目が弱々しかったから。


「理由は?それ次第で考える」


「今日、ね。お父さんとお母さん家に居ないの。今日に限らず、お父さんは仕事が忙しくて居ないことは多いんだけど…お母さんまで付き添いでね。流石に寂しくて…」


「なるほど…。うーん、でもまだ付き合ってもない男の家に泊まるって、彩月的にどうなの?」


「嫌なら聞いてない。怜侑くんは私のことを大事に考えてくれてるからそういうことしないって信じてるし。もし襲われても覚悟は出来てるし。」


そこまで信じてくれるのは嬉しいし、無論特に何もするつもりは無いが…


「確かに襲うつもりはないけど…分かった、今から親に連絡取ってOKが出たら泊まってもいい」


泣く寸前な目をしてたから断りきれなかった。押し切れられてしまった。


やった!と言いつつ連絡を取り始める彩月を横目に、来客用の布団どこにしまってあったかな…と探し始める俺だった。


「OKだって!泊まってもいいんだよね!?」


やっぱこうなったか。なってしまったものは仕方がない、諦めよう。


「良いけど、着替えは?1回取りに帰るか?なんなら送るけど…」


「1人で大丈夫!…って言いたいけど、荷物があるからお願いしようかな。」


というわけで、さくっとバイクの後ろに彩月を乗せて彩月の家まで移動し荷物を回収して帰ってきた。1日泊まるだけだからそこまで荷物も多くないしな。


「じゃあ、彩月はこの部屋使ってくれたらいいから。俺の部屋は隣にあるから何かあったら来てくれ。お風呂湧いてるから準備が出来たらどうぞ。」


「先に入っててもいいんだよ?」


「お客さんなんだから彩月が優先。それに課題もやらないといけないしな。」


「課題、見てあげよっか?上手く教えれる自信はないけど…」


「それは助かるな。…風呂上がったら頼む。」


「わかった。じゃあ、お風呂借りるね」


さて、彩月が風呂に入ってる間何をしようか。…せっかくだから明日は朝どういうふうにしてるかも教えてみるか。


そうと決まればやることをまとめて置かないとな〜、風呂が何分かかるかは分からんが終わらせられるように頑張ってみよう。




彩月ちゃんの行動力たるや凄まじいですね。


では、次のお話で会いましょう

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