記憶操作
ヘラクレスは仲間……?
どういうことだ……?俺と同じ「記憶操作」が使えるだと……?
そんな馬鹿な……
記憶操作なんてそんな……常人ができるものじゃないぞ!?(ブーメラン乙ww)
俺が常人じゃないから言えないが……この世界にいるのか?
俺と同じ……異世界転移者……?
『それはないよ。』
!?……ヘラクレス?
『俺が記録している限り異世界転生、または異世界転移はなかった。というかこれが行える神が僕以外にいるわけがない。それに俺をかいくぐれるとも思えない。』
それも……そうか……じゃあなぜ……?
『僕は……気にしなくていいとだけ言っておく。じゃあ』
そのままヘラクレスは俺に語り掛けるのはやめた。
あいつ……いったい何なんだ?
詮索するな……ってことか……?
あいつ……なにか隠してるよな……
だめだな……この件はあいつには無理だな……
どういうことだ……?あいつがもし記憶操作して俺という特定の人物をいじめるという
命令を河馬にしたとして……何のために……?
俺はあいつに呼び出されている。しかも異世界に。
そして、わざわざ俺を不登校にさせる必要があったのか……?
……精神状態が不安定な状態じゃないと神の儀式間に呼べなかったの……か……?
そしたらそれを言わないヘラクレスを100発ぶん殴ってやりたいところだが……
話さないのは……おかしいだろ……?
時期が早いってこと……?
【今はまだ知るべきではない】
……クソが!!!あいつ……
親友だからって許すと思うなよ……
でも……でも……!でも……カッコいい……
物語なら間違いなくカッコいいセリフ……
というかシチュ……
「あの……もう話しましたけど……?」
あ、忘れてた(笑)
「おい。お前はもう帰っていい。」
「へ?……あ……はい——」
「勘違いすんな……?お前を許したわけではないことを常々忘れるな?」
「は……はい……」
俺は殺気を完全になくし、河馬を蹴った。
河馬は「痛ッ」と言って逃げていった。
「これは考える必要がありそうだ……」
なぜヘラクレスは隠すのか?
俺の神格について
俺をいじめた河馬の記憶操作
そして、見上さんの正体。
「調べることが山もりだ。」
はぁぁぁ……クソ……平和が……ほしい……とかテンプレいうわけないやろ(笑)~
俺は目立つのもいいが……やはり……ハルを愛でたい……ってなんで脱線してるんだ?
「よし……帰るか……転移」
俺は転移を使って家に転移した。
「?……ジャル……?」
俺の陰から念信を受け取った。
【異常が起きたと】
すぐに周りに索敵を張った。
そして、引っかかった人物を確認した。
そいつは……「見上さん」だった。
第53話終わり
見上さん……百合はちょっと……(惹き)




