ゲーム大会①
寝不足すぎて……死!
「ふぅ……腹いっぱい!」
「食いすぎっすよ?兄貴~」
「おめぇも食ってただろうが……ブーメラン野郎……」
「だから……俺への扱いひどくないっスか?」
俺らは食事が終わり、雑談をしていた。
「ねぇ~このげーむ?ってなに?」
ハルがリビングの隅においてある電子機器に興味を示す。
「ああ、それはね、ゲームって言って娯楽道具だよ。」
「へ~これ……そういうものなんだ……どうやって遊ぶの……?」
「えっとね~……このコントローラーを……こうやって……
そうそう……このデカいモニターをテレビって言って……ここに……
そう!この画面をこっちに移せるんだよ!そう……すごくない?」
「へ~すごいね……!!これ……この画面の中にいる人をこの……こんとろーらー……?
ってやつで動かせるんだね……!すごい!」
「スゲーだろ?」
「いや……別に兄貴すごくない——」
「部外者は……黙ってろ!」
「ぐへぇ……」
「ねぇねぇ……これ早くやって見た~い!」
「少しは俺を労って……ハル……」
そして、ゲームをやる準備は終わった。
俺たちは大人数戦闘型ゲーム。通称「アルブラ」をやることにした。
「これは……俺が異世界に行く前にやりこんでてな~結構強かったんだぜ?」
「へぇ!お兄ちゃん強かったんだ!」
「へぇ~そうだったんすね?」
「んじゃあちょっくら練習しようか!」
「うん!」
「はい!」
そして……9時まで練習しました……
9時半……それが現在時刻である。
ちなみに言うと……二人とも練習したら結構強くなった。
とくにハル!
やっぱり適応能力が高いのかな?
すごいね!
マリハは……どうでもいいや……
「よっしゃ!じゃあこの試合勝ったやつがハルと添い寝券な!」
「いや……俺は別にいらな——」
「やるぞ~!!」
「お~!!がんばろ?お兄ちゃん!」
「お、お~……大丈夫か……?」
第42話終わり
私は……最強!!!!!……最弱でした




