食卓の料理
エヴァ見てました
おいしい!
この目の前にあるハンバーグは……人生最後の晩餐にあっても不思議じゃないぐらいうまい。ハンバーグ……しかも母のお手製……うまいに決まっとる……
じゅるり……
俺は食卓に乗っている食事たちを一瞥すると一つの料理に目が留まった。
こ……これは……かぼちゃ……スープ……だと……!?
3年越しにこの料理を食べれると思うと……
だって……考えてみてよ!?向こうは酒酒ばっかで……
うまいもんが……何もなかった……
異世界に行ったことで食のありがたみを知ったよ……
そして……今の食事にもね!!
俺は異世界で料理を作る機会があったのだが、俺はその時、記憶を頼りに……
フレンチトーストを作ったのだ!!
え?なぜフレンチトーストなのかって?
俺が初めて教わった料理だからさ!
俺も……教わる順番おかしいだろ!?とは何回も思った……
しかし!思ったより簡単でやってみると……楽しかったんだよ!
さあここで……「クッキング!!」
確か……卵2つ、牛乳200㎖、砂糖大さじ一杯をかき混ぜます!
順番は卵を先に入れてから、砂糖を入れ、牛乳だったかな……?
まぁ……入れる順番はどうでもいいか!
これをボールに入れかき混ぜて放置!
その間に……パンを用意します!
そのパンに!さっき作ったかき混ぜた物体(?)をかけて!
フォークでぐっさぐっさ刺します((^▽^)/
そして、フライパンにバターを塗って!
そして……完せってまだまだ……
これじゃただのバター塗った人じゃん!
こ、これからが……本番……
さっき混ぜた物体を塗りたくったぐっさぐさのパンをフライパンに乗せて五分程度中くらいの強さの火で熱します。そして、五分焼いた後、ひっくり返して「完成!」
てきな感じで……簡単です!(嘘ついてんじゃねぇ)
みんなもやってみてね~
じゃなくて!
この料理たち……食べます!!
「バク!バクバクバク……ごっくんッ……うっま!!うま……これ……」
「ゆっくり食べなさい!誰も取らないんだから……」
「そうだよ兄ちゃん!みんなそんな食わないんだから……」
「ちょっと~俺は食いますよ?荒南さん……」
「あ~そうでしたね……」
全く……なんで荒南お前……敬語使えんだよ……それもっと別の奴に使えよ……
「ねぇ……また兄貴変なこと考えてますよね……俺の悪口とか——」
「だから心を読むんじゃねぇ!」
「ブフォ……ぐふぇ……」
さて……こいつら……
おいしそうに食うな~……
母さん……ダイエットの話は……?
荒南……お前はもっと食えよ……!
ハル……お前……静やな~……いや……でも静にしてても可愛いなおい!
マリハ……ぶっ飛ばすぞ……(理不尽)
ねぇ……ハルちゃん……俺……どうしよう……ハル可愛い過ぎて死んじゃう……
そして……俺たちはすべて食卓の料理を平らげた後、父さんに謝罪の電話を送りました。
第41話終わり
面白くて一気見しそう




