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一緒に!?!?

これは~ヒロインレース参戦か~ってロリかい!

ああ……面倒……それ以外の言葉で表せるのだろうか?この状況を……?

今の状況を簡潔に説明すると……「説明できないぐらい面倒な状況」だ。

え?説明してないって?仕方ないだろう……

今の状況はすごいことになっている。

「俺は神界からロリっ子と雑魚をお持ち帰りして幼馴染の二奈と母親に

この現場を見つかり説明に困っている状況」ということだ。

いきなりこれを聴いて理解ができたやつはおめでとう。

俺の仲間に入れてやるよ。


俺たちはいったん俺の家に入って説明を二人にした。

二奈の命を狙ったマリハは俺の奴隷になったこと。

天使のラファエルをぶっ殺したこと。

そして……ハルを保護することにしたこと。

ちなみに、俺の後ろ盾が「ヘラクレス」……一番偉い神様だってこと。

俺が神に狙われていることは伏せておいた。

要らない不安を煽るのもよくないしな。

なんか二人は理解できていないようだったが……とりあえず二人は俺が面倒を見ることには納得していただけたらしい。

母さんはハルがお気に入りのようだ。

マリハはなんか……ずっと黙ってる。気まずいんだろうな……


そして、ハルはこの人間界が新鮮でそわそわしている……

俺の家はリビングがデカい。そして、吹き抜けになっている。

それが珍しいのか周りを見渡している。

あとでいろいろ教えてやらないとな。

二奈もマリハには怖がっていたがハルは仲良くできそうだ。


あと補足だが、マリハの角や、ハルの翼は、俺の「イマジネーション」で

隠している。俺にはそれらが見えるが、こいつらの正確な種族が分からないと

翼や角は分からないようになっている。

実際は生えていないように見えるが実際には「ある」。

ただし、マリハの角は触られないと分からないし、ハルの翼は「縮小」で

小さくなってる。イメージで言うと、背中の中心に小さい羽根が二つ付いている

ようなものだ。もちろん、服の中にあってもふくらみが分からないぐらいに。


だから、天使ってことは分からないはずだ。極度のロリコン変態じゃないかぎりは……

ってそんなことさせないけどな。


「で?どうするの?部屋?」


あ!そうだよ……マリハはともかく……(おい!)ハルは大変だよな……


「ハル……俺の母さんと寝るか?」


「あ……あの……?」


なんだろう……?もじもじしているんだが……


「私………………お兄ちゃんと一緒に寝たい。」


「「「それは……はんz——」」」


「言っちゃだめよ???」


俺は圧をかけてその言葉を最後まで言わせることを阻止することに成功した。


「お、俺とで……いいのか?」


「はい!そうだと私は安心します!」


う~ん……後ろからものすごい剣幕の二人がこちらを見ている……

やめてほしい……俺が悪いわけではないのだからな。


「あとさ……外の世界を見に行きたい!!」


「お~そうか!後で見せに行ってやるか!」


だが暴れられたらたまらないな……


「あの~蘭葉?」


「なに?母さん?」


「実は……」


「え!?学校に行けって!?」


終わった……どっちの意味でもね!


第23話 終わり


OH MY GOD

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