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城に近づく……

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

「さぁどうしましょう……?」


「なんとかなるっしょ?」


「そうですね……なんとかなればいいですけど……?」


俺は索敵を展開するがやはり妨害される。


「チっ……魔法を妨害する魔法を展開してやがるなファルティアの野郎……」


「そうですね……おそらくその可能性が高いかと……」


「その魔方陣の場所は突き止められそうです?」


「いや無理だな。魔力源を感知しようとする魔法も妨害される……おそらく——」


「二重ですね。」


「おそらくそうだな……」


「俺もそこに関しては管轄外ですね……」


「そうか……まぁいい。あの町を避けていくしかない。もう顔は割れちまった……」


「はい。そして俺が裏切者という風にもう広まっているでしょう……」


「そうか……」


「城を目指しましょう!探索してみれば意外と何かわかるかもしれません!」


「そうだな……行動しないことには意味がないからな……よし出発だ!」


俺たちは城に向きを変え前進した。


城がどんどん近くなっていく。

俺たちはさらに歩幅を広め、歩こうとしたがある「結界」に止められた。


「ッ!?これは……」


「結界でございます主君。この結界は俺は入ることができますが……」


「俺たちは無理か……」


「はい……」


申し訳そうな顔をするジルクを見て俺は慰める。


「仕方ない、お前のせいじゃないしな。ここを一瞬だけ壊すぞ?いいか?」


「はい!大丈夫です!」


「もっと冷静に他の道から行った方が本当はよろしいのですが一大事です。つべこべ言ってられませんからね……」


「多分問題はないかと。ファルティア様に伝わるだけです。」


今更冥界に侵入したのはばれてるだろうし、今更だ。


「フンっ!!」


俺は思いっきり結界にダメージを与える。

周囲に影響は出さずに結界だけなので結界が開く。


「よし入れ——」


その瞬間鎧を着た悪魔に囲まれる。

角が生えているので悪魔だろう。


「侵入者だ!即座に殺せ!!」


「おっふ生け捕りとかじゃないんだ……」


俺は魔法で衝撃波を周囲に飛ばす。

もちろんその悪魔だけだ。


「ふぅ……じゃあ絞めはなにで絞める?」


「蘭葉さん、ここは俺がやります!」


「俺も手伝わせてください!」


「OK、お前ら行ってこい!」


「「了解!!」」


二人は鎧を着た悪魔に容赦なく魔法やパンチを打ち込む。

そしてぐったりした悪魔たちは地面に自身の血で紋章を描く。


「我らの血肉でおいでくだされ、彼らを地獄の業火で殺して……」


そのようなことをつぶやくと、悪魔たちが装備を残して消えていき、すぐそばに魔方陣が展開される。


俺はいち早くその魔方陣をつぶそうとするが、絶対発動型。止められない魔法までかかっていたのだ。


「チっ……これは……召喚魔法か!?」


俺は術式をすばやく読み取り理解する。

そう、この術式はだれかを召喚する魔法なのだ。

しかもさっきの悪魔たちをいけにえにしている。


敵の命を気にするわけではないが……気の毒だ……


そして魔方陣が光る。


召喚されたのは……ファルティアであった。





いやぁ……本当にすまん!明日も休むかもしれん

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