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六天王②

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

「それでジルク。お前が知っている他の六天王についてだが……」


「はい、知っている限りはお伝えさせていただきます」


まず一人目は中性的な体つきをしている魔女らしい。

魔法を使ってきて他のやつらには「終焉の魔女」とか呼ばれているらしい。

厨二チックだなぁ。


二人目は少女のようだ。

まぁ今更どんなやつが敵の幹部にいても驚きはしないだろうが……

心が痛むなぁ。


と思ったがその少女、人を拷問するのが趣味らしい。これは遠慮なくやれそうだなッ


三人目は長身の男。スラっとした体つきをしているらしく、しゃべり方が独特らしい。


ジルク自身あまり知らないらしい。

その分どれくらいの脅威であることがわからないからどうしようかと思っているが……


そして4人目は「怪物」らしい。

先ほど見たいろんな人の顔がくっついて悲鳴を常に上げているらしい。

しかも触手を操って攻撃してくるらしい。


こっわ……なにその同人誌に出てくる怪物みたいな……ってちゃうちゃう。


6人目は除外して……


5人目。

一応会議の時にファルティアに代わって六天王およびファルティアの軍勢を取り締めている奴だそうだ。


しかし「認識阻害魔法」を使っているらしく顔や姿はわからないらしい。


ただ六天王内では別に威張っているわけでもないらしい。


「よし……なんとなくつかめたな——」


「ほう……掴めたか……ジルクリス。外部に情報を漏らすなどお前は相変わらずファルティア様への信仰が足りないですね……」


後ろに長身の男が立っていた。


「チっ……こいつかジルク!?」


「ええ、力的には俺と同等かと。」


「ならちょうどいい……マリハ!ジルク!お前ら二人でこいつを倒してみろ!バルスさん!サポートよろしくお願いします。」


「え!?」「了解です主君」「わかりました」


「よっしゃ!お前ら行ってこい!」


「ハッ……舐められた物ですね——」


「畜生!なんでいつもこうなるんだ!」


マリハがその男に炎の力をまとった拳で攻撃しようとする。

しかしその男は転移のような力で対抗する。


いつのまにか俺の真後ろに出現した男は俺に殴りかかろうとするが自動迎撃システムが作動し、男の腕を吹き飛ばす。


「なッ!?」


「俺の戦いじゃないぞ?マリハたちと戦ってこいこの野郎ッ!」


俺は重力を操る魔方陣を展開し男の周りにまとわせてマリハの方に吹っ飛ばす。


「じゃああとはがんばれ。」


「了解です主君。じゃあ行くぞファームス!」


……ファームスって名前だったのか……


ジルクが飛んできたファームスに膝蹴りを食らわせる。


「ブフォォ……」


ありゃ……これは鬼畜だ……

だが戦場はそんなこと言ってられないのである。


その後追撃を叩き込もうとするが転移で距離を取られる。


「クソが……」


「まぁ悪態つきたくなるのもわかりますよ……でも命令なんでねッ!」


マリハが完全に悪魔の力を開放する。


「じゃあ行きますよ……」


「おお~マリハ殿はさすがですな……ではこちらもッッ!」


するとジルクの頭に角が生える。そして羽が生えてきてさらには全身が黒く褐色になっていく。


「その姿は……」


「一応第二形態というところでしょうか?まぁ主君には使う前に瞬殺されちゃいましたが……」


「何呑気に話してんだ——」


「そんなことないっすよ。」


ファームスの顔面がボッと焼かれる。

そして全身が丸焼けになる。


「マリハ!練習した成果出てるじゃないか!」


「はい!」


俺がマリハに教えた技は相手に術式を悟らせず術式を構築して相手を丸焼けにさせる魔法だ。


「陰ながら魔法の威力も上げさせていただきました。」


「ありがとうございます……」


マリハはやはりバルスさんが少し苦手らしい……まぁヘラクレスの使いだからだろう。


「まぁ一筋縄じゃ行かないっすよねぇ……」


地面に倒れていたファームスがむくりと起き上がり魔法を構築していく。


「この俺の……顔面を……焼いたな貴様ッッッ!!!!!」


「この術式は……」


「おそらく炎系統の魔法です。私が片っ端から「排除」していきますのであとはご自分たちで」


「了解です!」「了解した。」


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」


ファームスの術式が完成して魔法が発動する。


半分はバルスさんのおかげで起動はしなかったが残りの半分が火の雨として俺たちに降りかかる。


「これ……もう最後の力を振り絞った感じでよね……」


「ああ……だがあまり火力が出ていないな……」


「そうですね、私が火力を減らしたのもあると思います。」


「さすがっす……バルスさん……」


結局それぞれが展開したバリアに火の雨は防がれ、マリハとジルクに反撃されたファームスはコテンパンにされた。


「ぐへぇ……」


「無様だな……」


「ええ……実に滑稽です……」


「まぁ……」「俺は言えないがな……」」


「さて、こいつは奴隷紋を刻んで使い道を考えておこう。死にたくないだろうしな。」


「優しいですね……」


「いやまぁ……誰でも死にたくないだろ?」


「そうっすね……俺も……」


「ん?」


「いえ、何でもないです。」


「そうか……じゃあ早くいくぞ?」


「はい!」


さてと……マリハの従者の魂を拾い忘れたがこの冥界にあると聞いたからな。

ここで回収してマリハに上げればいい誕プレになるだろうしな。


第176話終わり


インフルで死んでました。

遅くなって申し訳ない!

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