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六天王

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

いやいやまじどういうことだよ……


俺は思考する。

なぜなら目の前に針山があるからだ。


聞いたことがないだろうか?

地獄は「針の山」があって地獄に落ちると俺は聞いたことがある。


いやぁ……まさか自分で見る日が来るとは……

俺は感心している場合ではないと目を覚ます。


「こ、これ……どうするんですか!?」


「まじで……対処法がわからないですね……」


バルスさんもお困りのようだ。


「そうっすね……飛んでいきますか。」


俺は二人に魔法をかける。

俺が最初のほうに使った「飛行」を使い空中に浮かせる。


もちろんマリハもバルスさんも使えないことはないのだが……

この冥界、前にも言ったがファルティアの領域のため魔法が自由に使えないのだ。


おそらく魔法を使えるものを圧するためだろう。


しかしこの場所。

神、または神と同等の力を持つものはさすがに魔法の使用を制限などできず、

俺はファルティアレベルの人間なので大丈夫なのだ。


「うへぇ!?ここだと魔法使えないんじゃ……」


「なるほど……さすがは蘭葉さんですね……」


二人は言う。

マリハはなにか納得してないようだけど、馬鹿だから放置。


「飛行は大丈夫だな?」


「はい!」「心得ております。」


「じゃあ行くぞ!」


ほぼ30メートル近くある針の山を俺たちは上昇して超えていくのであった。



~~~~~~~

「……」


ファルティアは玉座に肘をついて目の前にある水晶を見ている。


そしてこう言い放った。


「フンっ……入ってきたか……まぁいい。蘭葉以外はここまで来れないだろう……」


「ファルティア様。侵入者が針山を越えました。いかがなさいますか?」


「ふッ……では六天王を向かわせよう……くくっ……せいぜいあがくといいわ……」


彼女は嗤う。

その嗤い声を聞いた執事は知っている。

わざわざキャラを作っていることを。


~~~~~

「おうおうおうおう……来たか……」


索敵に一人の男が引っ掛かる。

姿形を察知しようにもここは「冥界」だ。

相手の姿を直接見ないとわからない。


「ら、蘭葉さん……あれ……ッ!」


「来ましたね……」


「こいつか……」


棍棒を首に担ぎ、ドッシドッシと地ならしが起こる。

筋骨隆々のその男は俺たちを見るととたんに元気をなくしたようになる。


「なんだよ……ちびが三人か……骨のあるやつが来たと思ったのになぁ……」


「ハッ、お前みたいな雑魚に言われるとは……」


「あ??」


男は明確な殺気を出す。

しかし俺はいつも以上の殺気を出して対抗する。


「チっ……ちったぁ骨があるやつだったか……」


俺は挑発する。


「お前みたいな雑魚にかまっている時間はない。穿て。」


俺は無詠唱で魔法を発動させる。


炎の槍、男は驚いた顔をするが余裕でかわす。


「おっと……危ねぇ……」


「すぐ丸焼けにするつもりだったんだがな……」


「残念だな……俺は魔法に耐性があるんだ。」


「嘘つきだな?」


俺がそういった瞬間、マリハがそいつの後ろに回る。

そして言い放つ。


「アイスジャベリアンッッ!」


俺が前に教えた氷の魔法、アイスジャベリアン。これはそのまんま氷の槍だ。


確実によけられない距離。大男は先ほどよりも驚いた顔をして腕でガードする


しかし腕が氷により凍結する。


「畜生……」


「やりました蘭葉さん!」


「油断するなッ」


大男が凍結した手をそのままマリハに振りかざす。

しかしマリハはしっかりとよける。


大男が苦虫を嚙み潰したような顔でこちらに聞く。


「な、なんで氷魔法が苦手だって……」


「ステータスに書いてあるからだよ。」


お忘れかもしれないが俺はステータスを鑑定できる。

相手の能力を見ることができるのだ。


これを使ってマリハを特訓しているのだ。


「じゃあ、蹂躙のお時間だ。」


俺はそういった後氷の槍を全方位に作る。


そして、


「行け!!!」


俺が魔法を発動させるとその大男の巨体を貫いていく。

鮮血が飛び散るがそんなことはどうでもいい。


死ななければいいだろう。


「ぐはっ!?!?」


「俺を舐めるなよ……ファルティア……」


俺はファルティアの城に進むのであった。


第174話終わり

投稿遅れて申し訳ない!

パソコン無事届きました!

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