表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/189

ジェットコースター=ゆりかごな件

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

「そろそろだな……」


「うん!楽しみだね!」


「あ、ああ……」


俺は少し予想があった。

それはコーヒーカップの速度を見てだが、多分俺等ではゆりかごのように感じるだろう。


「ま、まぁダイジョブか……」


俺は少し不安を抱えながらハルと二人でジェットコースターに乗る。


「安全バーを……下げてっと……」


「うん!大丈夫そうだね!」


「楽しみだな!」


俺はじっとその時を待つ。

そして係員の人が声を上げる。


「それでは~いってらっしゃ~い!!」


係員の人がそばにあるボタン押すと、乗っているコースターが激しく揺れ、前進する。


「お!始まった!」


「心の準備しとかないと……」


「いや、大丈夫でしょ!——」


『は~い楽しんでる??』


「「!?!?」」


ハル同じく驚いた顔をしている。

つまりハルもヘラクレスの声が聞こえると思ったほうが良い。というかそうだろ。


そしてよく周りを見ると、モノクロになっている。

こんな状況は3度目だ。


それはすべて……


「おまえ!時を止めやがったな!?」


『ハハッいいじゃないか!別に蘭葉がのぞきとかするわけではないんだし』


「いやそういうんじゃなくてな……」


「え!?のぞき!?」


「ハルも入れたんだな?」


『ああ、どうせなら楽しんでもらいたいからな。』


「それってどういう……?」


「お兄ちゃん……?全部白黒……」


『ハル、今俺が下界の時を止めているんだ。一応ハルと蘭葉は例外としているから安心してくれ。』


「う、うん!?」


「あんま分かってねぇよ……ヘラクレス……」


『あはは~ってそんなことより……』


「どうしたんだ?」


『今からお前らの感度を5倍にあげる。』


「は?それって……」


『普通の人が感じるレベルの揺れをお前らも感じることができる』


「は?まじで……!?」


俺はそれなら楽しめると踏んだ。


「お兄ちゃん?」


「おいヘラクレス?」


『分かってる。ハルの感度はお前より落としてるから安心してくれ。』


「よかった。」


「つまり私たちもジェットコースターが怖くなるってこと……?」


「ああ、安心してくれ。別壊れるほどの感度じゃないから。そうだろ?」


『ああ、大丈夫だから、それに俺が調整するから安心しろ。』


「う、うん!」


『じゃあ頼んだぞ蘭葉』


「了解。」


ヘラクレスはその後、時間停止を解除して帰っていった。


第168話終わり


感想お待ちしてます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ